昨夏の東京五輪に向けた国内の聖火リレーがスタートして1年となった25日、福島県楢葉町と広野町のサッカー施設「Jヴィレッジ」で記念イベントが行われ、ここから第1走者として聖火をつないだサッカー元日本女子代表(なでしこジャパン)の宮間あやさんらが参加した。 練習場の壁には縦9メートル、横14メートルほどもある、なでしこメンバーの巨大な写真パネル。宮間さんは「このような壁になることは(普通は)ない。感謝している」と話した。 2011年女子ワールドカップ(W杯)でチームを優勝に導いた佐々木則夫さんの姿も、選手たちの後ろに見える。現在、日本協会女子委員長を務める佐々木さんは、「後ろからついていく僕もきちんと写っていて、よかった。後世に残る物を作っていただき、光栄」と笑顔で語った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕東京五輪の聖火リレー開始から1年を記念するイベントで取材に応じる宮間あやさん(左)と佐々木則夫さん=25日、福島県楢葉町