伊東、静かに闘志=4戦連発中のキーマン―サッカーW杯予選
時事通信社 2022年03月23日 16:44:33
日本の攻撃の生命線、右サイドの伊東は大一番に自然体で臨む。「多少の緊張感はあるが、いいプレーをするには自分のいつも通りを出すことが大事」と落ち着いた口ぶり。ゴールを挙げれば初の最終予選5戦連発となるが、「こだわりはない。チームが勝てばいい」と話した。 体格ではオーストラリアに分があるが、伊東の爆発的なスピードは脅威になりそう。「うまく相手の背後を突いていけたら」とイメージを膨らませた。自身と縦の関係をつくっていた右サイドバックの酒井、エースの大迫が不在でも「他にも力のある選手が多い。周りを使うプレーも持ち味」。連係に自信を示した。 県立の神奈川・逗葉高、神奈川大と決して強豪とは言えない道を歩み、W杯の舞台も「見ているだけだった」。今や日本に欠かせない存在となった29歳は「そこに立てるチャンスがあるところにいる。頑張りたい」。静かに闘志を燃やした。(シドニー時事)【時事通信社】
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