セは抜けた存在なく混戦=ヤクルト、打線は強力―プロ野球
時事通信社 2022年03月23日 16:32:49
セ・リーグは抜けた存在が見当たらず、混戦模様。連覇を目指すヤクルトは村上、山田らが健在で、昨季12球団最多の625得点をマークした打線は強力。小川、奥川ら先発投手の数はそろうが、救援陣の層には物足りなさが残る。 阪神は抑えのスアレスが抜け、救援陣の立て直しが必須。青柳ら厚みのある先発陣が長い回を粘れるか。野手では近本、大山とともに2年目の佐藤輝が順調。昨年優勝を逃した悔しさを晴らしたい。 巨人は先発陣が一年通して活躍できるかがカギ。エース菅野に堀田や新人の赤星(日大)ら若手が続くか。打線は昨季2冠の岡本和、坂本、中田が軸。昨年は勝負どころで10連敗を喫しており、低調時に粘るチーム力も求められる。 広島は大瀬良や森下ら先発陣が安定している。課題は打線。米大リーグ、カブスに移籍した鈴木が抜けた穴を埋められるか。中日は大野雄、柳ら昨季両リーグトップの防御率を誇った投手力を中心に戦う。DeNAは昨季、牧や佐野ら4人が打率3割以上をマーク。今永が故障から早期に復帰し、東、大貫ら投手陣が奮起すれば上位進出の可能性が広がる。(了)【時事通信社】
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