日大三島の松永は一回に崩れた。1死から満塁とされ、2点適時打を浴びた。自身のけん制悪送球と暴投でさらに1点失った。「立ち上がりの悪さが出た。抑えれば試合の流れも良かったかなと思う」。二回以降は立ち直っただけに、悔しさが募った。 2020年に就任した永田監督の指導の下、38年ぶりに出場を果たしたが初戦敗退。02年には報徳学園(兵庫)を率いて優勝している指揮官は、「全国大会の難しさが肌で感じて分かったと思う。もう一回鍛え直したい」と話した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕力投する日大三島先発の松永=21日、甲子園