勝ち切れずも手応え=今季無敗の鳥栖―Jリーグ
時事通信社 2022年03月18日 23:03:47
冷たい横殴りの雨が降り、ピッチに水が浮く悪条件。鳥栖は敵地で横浜Mと勝ち点を分け合った。今季4度目の引き分けと勝ち切れないが、まだ負けてもいない。「手応えはある」。我慢の時間と受け止めるように、川井監督は言った。 前半は後方から丁寧につなぎ、パスワークで相手のプレスを回避。横浜Mの高いDFラインの背後を突く狙いは明確だった。何より球際で腰を引かない。飯野は「五分五分のボールを前にこぼすとか、90分を通してできていた」と振り返った。 開幕前は、主力の大量流出で不安視されたものの、新旧の戦力がうまく融合。両サイドを深くえぐる攻撃にも、得点の雰囲気は漂う。今季はここまで5試合で3得点2失点。畳み掛ける力が加われば、面白い。 戦力の整う浦和を前節に倒し、初勝利の勢いをつなげたいところだった。古巣相手に好守が光ったGK朴一圭は「勝たないと目標としているACL出場に届かない。勝ち切れるようにしていきたい」。きっぱりと言った。(了)【時事通信社】
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