渋野が最終ラウンドも好調なゴルフを披露し、8位に食い込んだ。ボギー先行から7、8番の連続バーディーで巻き返し、後半は14番で伸ばすと、15番(パー4)ではイーグル。最終18番もバーディーで締めくくり、「最後までショットが攻め切れていた。全体的に安定していたのかな」と笑顔がはじけた。 この4日間、ボギーは2日目から最終日までの一つずつ。66~68と60台後半をきれいに並べた。米ツアーでは4位だった2020年12月の全米女子オープン以来となるトップ10入り。今季からツアーメンバーとなり、主戦場の2試合目で納得のいく結果を出した。 今後は舞台が米本土へ。31日からはメジャー第1戦のシェブロン選手権(ANAインスピレーションから名称変更)を控える。「その前に1試合あるので、しっかり上位で争えるように頑張りたい。もっともっとレベルの高いショットを打てるように練習したい」と意欲をかき立てていた。(パタヤ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ホンダLPGAでティーショットを打つ渋野日向子=13日、タイ・パタヤ