20歳の西郷が抜群の安定感を示した。後半にスコアを落とした初日に比べ、この日は前後半に三つずつバーディーを奪ってノーボギー。前年は予選落ちに終わった大会だが、それも意に介さず「昨年に比べると(風が)吹いていなくて、ミスなくプレーできた」と納得の表情だった。 昨季は2位が7度。今季開幕戦でようやくつかみ取った初勝利から2戦連続制覇のチャンス。「初優勝がすごく難しかった。これからも優勝できる選手を目指したい」。1打差を追う最終日も、自分のゴルフに集中する。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕7番でパットの行方を見守る西郷真央=12日、高知・土佐CC