終了間際に勝利がするりと逃げた。G大阪の片野坂監督は「何が起こるか分からない」。2―1の後半ロスタイムにGK石川のミスから追い付かれる痛恨。前半は前線からのプレスで川崎を苦しめ、後半も守備ブロックが機能していただけに、ショックを隠せない様子だった。  川崎戦で2019年3月以来の白星を逃しただけでなく、アクシデントも重なった。後半に接触のない場面で倒れた宇佐美が右足を押さえながら自ら交代を要求。担架で運び出され、「軽いけがではないと思う。次は難しい」と監督。その表情には悲壮感が漂った。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 G大阪、ドローに悲壮感=Jリーグ