BL東京は最終盤での逆転勝ち。ブラックアダー・ヘッドコーチは「はね返す力を持っていた」とチームの執念をたたえた。 15点を追う前半終了間際、ラインアウトを起点に攻撃を仕掛け、最後はWTBナイカブラがトライ。スローフォワードぎりぎりのパスをつなぎ、相手防御をこじ開けた。この攻撃できっかけをつかむと、後半は堅守も光り、35分にCTBタマニバルの逆転トライが生まれた。 本調子とは言えないシーズンだが、これで4勝4敗の五分に。共同主将の徳永が「僕たちのラグビーはいい」と言うように自信を取り戻してきており、相手には手ごわい存在だ。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕後半、トライを決めるBL東京のタマニバル(左)=5日、東京・秩父宮ラグビー場