男子200メートルバタフライは東京五輪銀メダリストの本多が優勝。ただ、タイムは目標とする1分52秒台に遠く及ばず、「まだまだ足りない」と反省が口を突いた。前半は五輪で自己ベストを出した時よりも速かったが、得意の後半でやや疲れが見えた。 2日の400メートル個人メドレーでは瀬戸との僅差の勝負を制した。代表入りした安心感もあって、この日は勢いをつなげるレースをできず、「気が緩んでしまったところもある」と苦笑いした。 世界選手権で五輪金メダルのミラク(ハンガリー)と好勝負を演じることを思い描く。「世界1位に少しでも食らいついて、必ず表彰台には上る」と宣言した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕男子200メートルバタフライで優勝した本多灯=4日、東京辰巳国際水泳場(代表撮影)