埼玉は序盤に押されても崩れなかった。前半18分までに2トライを許すなど東京SGに14点のリードを奪われたが、守備から立て直して逆転。昨年のトップリーグのプレーオフ決勝で顔を合わせた強豪同士の一戦を再び制し、力を示した。 序盤はペナルティーを取られる場面が目立って失点にもつながったが、主将のフッカー坂手によると、審判とも言葉を交わして修正点を確認。徐々に相手の反則が目立つようになり、「ディフェンスが良かったから、ペナルティーを多く得られた」。前半のうちにリードを奪い返し、後半に3本のPGなどで突き放した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕後半、突進する埼玉のライリー(中央)=26日、埼玉・熊谷ラグビー場