スピードスケート男子500メートルで銅メダルを獲得した森重航(専大)が19日午前、北京市で記者会見に臨み、「うれしい気持ちでいっぱい。五輪でこの成績を出せてよかった」と心境を語った。 スピードスケートで男子の日本勢が表彰台に上がったのは3大会ぶり。「お家芸」と称された伝統種目にメダリストとして名を刻み、「想像していなかったが、日本男子が強いと言われている中、誇りを持ってやっていきたい」と先を見据えた。 金1個、銀3個のメダルを手に入れた女子の高木美帆(日体大職)にも大きな刺激を受けた。「全種目入賞以上。自分には到底できない」と先輩に敬意を表し、「自分もそういう存在になりたい」。今度は自身がけん引役になる決意を示した。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見でスピードスケート男子500メートルの銅メダルを手にする森重航=19日、北京 〔写真説明〕スピードスケート男子500メートルで銅メダルを獲得し、記者会見する森重航=19日、北京