北京五輪のノルディックスキー複合団体で日本が銅メダルを獲得したことを受け、同種目の金メダリストで長野市長の荻原健司さんが市役所で取材に応じ、「おめでとうというより、ありがとうが率直な気持ち。こんなにうれしいことはない」と感慨深げに語った。 自身がエースとして連覇を達成した1992、94年大会以来、28年ぶりのメダル獲得。以前よりも距離の比重が高まっていることに触れ、「日本チームはすぐに対応ができず、長い苦労があった。努力のたまものだ」と喜んだ。 教え子の一人の渡部暁斗選手について、「長い間、ワールドカップで活躍し、日本チームを引っ張ってきたリーダーシップは非常に大きかった」と功績をたたえた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ノルディックスキー複合団体で日本が銅メダルを獲得したことを受け、取材に応じる荻原健司市長=18日午前、長野市