【ロサンゼルス時事】2019年7月に急死した米大リーグ、エンゼルス元投手のタイラー・スキャッグスさんに対し、薬物を提供した元球団職員の裁判が15日に行われ、同僚だった4選手が医療用麻薬「オキシコドン」の提供について証言した。複数の米メディアによると、4選手も提供を受けていた。 マット・ハービー投手(オリオールズからFA)は、スキャッグスさんがクラブハウスなどで使用していたと説明。二人の間で別の薬物のやりとりがあったことや、ハービー投手自身はかつてコカインを使用していたことも認めた。 スキャッグスさんは薬物とアルコールの過剰摂取のため、遠征先のホテルで死去した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕タイラー・スキャッグスさん(AFP時事)