北京五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子で、金を含むメダル2個を獲得した小林陵侑(土屋ホーム)が15日、今大会の競技を終えて張家口で記者会見に臨み、「ハイプレッシャーの期間が終わって、ほっとしている」と心境を述べた。  個人ノーマルヒルで金、ラージヒルで銀。5位だった前夜の団体でも、エースとして日本をけん引した。悔しさを味わった前回平昌五輪から大きな飛躍を遂げ、「この4年間、たくさんの人に支えられ、刺激を受けて高めてこられた。すごくうれしい」と実感を語った。  北京五輪を振り返り、「力通り(結果が)出た。ここに入る前のワールドカップ(W杯)はすごく苦しかったが、ちゃんと持ってこられてよかった」。休む間もなく再開するW杯では、僅差の2位で総合優勝を争う。「どんなパフォーマンスができるか楽しみ」と胸を躍らせた。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見で金、銀メダルを手にするジャンプ男子の小林陵侑=15日、張家口 〔写真説明〕記者会見するジャンプ男子の小林陵侑=15日、張家口
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 小林陵「ほっとしている」=金、銀獲得で終え〔五輪・スキージャンプ〕