女子ビッグエアの村瀬が予選を2位通過した。3回目には決勝へのステップとしてフロントサイド1080(横3回転)を決めるなど流れが良く、2回の合計得点も上々の171.00点をマーク。メダルが期待できる滑りを見せ「ここが本番じゃない。決勝で全部を出し切って、表彰台に上がりたい」と冷静に話した。  メダル候補として臨んだ初の五輪。スロープスタイルでは10位に終わった。予選を2位で突破しながら、決勝は3回とも転倒。本来の力を発揮できず悔しさが残った。それでも家族との電話や周囲からの「まだビッグエアがある」といったメッセージを励みに、うまく気持ちを立て直した。  17歳の高校2年生。表彰台なら冬季五輪の日本女子最年少メダリストとなる。決勝では技の難易度を上げ、3回転半の「1260」で勝負するつもり。「自分の持っている技は1080までじゃない。誰よりも格好良く滑りたい」。力強く宣言した。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕スノーボード女子ビッグエア予選、村瀬心椛の2回目の演技=14日、北京
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 メダル見える予選2位=村瀬、流れよく決勝へ〔五輪・スノーボード〕