スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢との一問一答は次の通り。 ―金メダルを決めた3回目について。 練習を含めても一番いい滑りを最後の最後に出せた。五輪の前からイメージしたことを納得いく形で決められた。 ―大技のトリプルコーク(縦3回転、横4回転)も成功。 パイプが大きかったので出しやすいのもあった。ひたすら練習してきた。そのおかげなのかな。 ―東京五輪でスケートボード挑戦。 スノーボードと懸け離れた経験は気持ちやメンタルの部分に影響した。過去の自分よりも、自分を強くさせてくれた。 ―弟の海祝と出場。 一緒に出たいという気持ちは昔からあった。まず、けがもなく最後まで滑り切って、二人で決勝に出場できたのが大きな思い出。 ―競技後にホワイト(米国)と抱き合った。 すごく自分のことを褒めてくれた。本当にいい滑りだったと言ってくれた。 ―今後は。 短い期間での大きいチャレンジだった。成功かな。終わったばかりなので、ちょっと休憩してこれからの道を考えたい。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕スノーボード男子ハーフパイプ決勝3回目の平野歩夢=11日、張家口 〔写真説明〕スノーボード男子ハーフパイプで優勝し、ホワイト(右)と話す平野歩夢=11日、張家口