サッカー元日本代表FWで、J2横浜Cから日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズへ期限付き移籍した三浦知良(54)が31日、オンラインで加入会見に臨み、「チャンスをくれたチームに感謝している。J3昇格に向かってクラブとともに成長したい」と述べた。背番号は代名詞の「11」に決まった。 チームはこの日から始動し、三浦は会見に先立って三重県鈴鹿市内で行われた練習に参加。ランニングで先頭に立ち、試合形式の練習では11番のビブスを着用。集まった約120人のファンにあいさつし、1時間半の調整を終えた。「和気あいあいと素晴らしい雰囲気でできて幸せ」と振り返った。 静岡県出身の三浦は今年プロ37年目。来月26日に55歳になる。三重県初のJリーグ入りを目指す鈴鹿は兄の泰年氏(56)が監督兼ゼネラルマネジャーを務め、昨季国内4部相当のJFLで4位。今季リーグ戦は3月13日に開幕し、第1節はラインメール青森と当たる。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕JFL鈴鹿ポイントゲッターズ入団会見を終え、撮影に応じる三浦知良(右)と三浦泰年監督=31日、三重県鈴鹿市(代表撮影) 〔写真説明〕JFL鈴鹿ポイントゲッターズに移籍後、初の全体練習に参加する三浦知良(右)。左は兄で監督兼ゼネラルマネジャーの泰年氏=31日、三重県鈴鹿市