- 週間ランキング
投資の間隔や購入金額を一定に保つと、価格が下がったときに多くの数量を購入し、価格が上がったときには少ない数量を購入することになる。その結果として、金融商品の平均購入単価が平準化される。
投資信託が値下がりした時点で積み立てを中断すると、平均の購入単価を下げることができません。予想よりも基準価額が大幅に下落して回復の見込みがない限りは、積立投資を継続することを心掛けましょう。
2023年7月19日 資産管理
1,000万円の余剰資金があると、さまざまな投資信託や運用方法を選べます。金融商品である以上は損をすることがあるため、取引の前にはリスクを確認する必要があります。そこで本記事では1,000万円の運用を想定して、投資信託の運用方法やリスクをまとめました。
投資信託で1,000万円を運用する際の投資方法は、「積立投資」と「一括投資」に分けられます。同じファンドに投資をする場合であっても、運用方法によってリターンやリスクの関係が異なります。
具体的にどのような点が異なるのか、運用方法による違いを見ていきましょう。
積立投資は、金融商品を一定の間隔かつ金額で購入する方法です。分かりやすい例としては、「毎月1日に2万円ずつ」「毎週月曜日に1万円ずつ」などの積立方法があります。相場の状況にもよりますが、長く続けると平均の購入単価が下がるため、一括投資に比べて損失のリスクを抑えやすくなります。
積立投資のメリットとデメリットは、以下の通りです。
<積立投資のメリット>
・数百円などの少額から始められる
・一度の積立設定で自動的に購入できる
・間隔や金額を一定に保つと、平均の購入単価を抑えられる
<積立投資のデメリット>
・長期の運用が前提の投資方法になっている
・途中でやめると積立投資の効果が小さくなる
・一括投資よりも短期間で大きいリターンを出すのが難しい
上記のメリットとデメリットを踏まえて、積立投資を検討してみましょう。
投資信託の買い時と売り時は、自身の資産状況やライフスタイルなどによって異なります。適切なタイミングで売買を行うためにも、投資信託の特徴を理解しておくことが大切です。せっかく新NISAによって運用益が非課税になるので、高いリターンを出せるように売買のタイミングを検討していきましょう。
※本記事は投資信託に関わる基礎知識を解説することを目的としており、特定ファンドの売買や投資を推奨するものではありません。
The post 新NISAで投資信託を運用!買い時・売り時のヒントを紹介 first appeared on Wealth Road.