異例の猛暑日続きであった今年の夏に酷使したエアコン、今年こそ冬前に点検&お掃除!

2024/10/29 11:00
【霧ヶ峰 Times】~霧ヶ峰は、快適な室内環境づくりの情報をお届けします~

 三菱電機 霧ヶ峰PR事務局は、本格的な冬を迎える前にやっておきたい「エアコンの冬支度」として、  エアコンの点検方法とお掃除方法を紹介します。

 当事務局が実施した調査によると、50.3%の方がエアコン暖房使用時に「不快なニオイがする」

「エアコン暖房が使えない」「効きが悪い」といった不具合を経験したことがあることがわかりました。

 気象庁によると、今夏、全国の平均気温は昨年と並び統計開始以降最も高くなりました※1。

三菱電機 霧ヶ峰の利用データによると、今夏のエアコンの平均稼働時間は昨年に次いで過去2番目、   平均消費電力量は過去最高となりました。夏にエアコンを使用するほどエアコン内部に汚れが溜まり、

そのままの状態で秋のエアコンを使用しない時期に入ると、エアコン内部にカビが繁殖して      「不快なニオイ」の原因になるなど、冬に不具合が発生しやすくなる可能性があります。

 快適にエアコン暖房を使用するために、冬前に、夏場に酷使したエアコンの点検と、節電にもつながる  エアコンのお掃除の実施をおすすめします。

 

※1 気象庁 日本の季節平均気温 https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/sum_jpn.html

 

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「冬前のエアコン点検」を毎年実施していない人は63.8%。一方、暖房使用時に不具合を感じたことがある人は50%以上で、「不快なニオイがした」がトップ。

 調査によると、「冬前のエアコン点検」を毎年行っていない人は63.8%にのぼりました(グラフ1)。実施しない理由は「面倒だから」が最も多く56.1%、次いで「やり方がわからないから」が27.9%、

「必要性を感じないから」が12.8%となりました(表1)。

 

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 一方、暖房使用時に不具合を経験したことがある人は約半数の50.3%おり(グラフ2)、不具合の中で最も多かったのが「不快なニオイがした」で89.4%、次いで「暖房の効きが悪い・温度が上がらないと感じた」が59.6%となりました(グラフ3)。

 

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「冬前のエアコン点検」で本格的な暖房使用シーズンに向けて準備を!
三菱電機の「エアコンのプロ」が解説

 

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「冬前のエアコン点検」はなぜ必要?

 比較的室温・外気温ともに穏やかな時期に、エアコンの点検を実施することで、エアコンへの急激な負荷を減らし、故障のリスクを減らすことができます。そのため、冬前にエアコン点検を実施することをおすすめします。

 

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「冬前のエアコン点検」の方法

<実施前のチェックポイント>

□ 室外機の周囲には物を置いていないか

□ 電源プラグやコンセントに「変色」「がたつき」「ゆるみ」はないか

□ 電源コードに傷はないか

□ 電源プラグにほこりが付着していないか

□ リモコンは動くか、液晶画面の表示は薄くなっていないか

□ フィルターや熱交換器等、エアコン内部にほこり、カビがついていないか

 

※異音や異臭などの異常があった場合はメーカー、販売店に連絡しましょう。

 

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<実施手順>

① 運転モードを「暖房」にして、設定温度を「設定できる最高温度」にし、温風になってから10分運転

② さらに30分程度運転
 

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<実施中のチェックポイント>

実施手順①で確認すべきポイント

□ 温風がきちんと出ているか

□ 異常を示すランプがついていないか

 

実施手順②で確認すべきポイント

□ 異音や異臭がないか

□ 水漏れが発生していないか

 

※異常があった場合はメーカー、販売店に連絡しましょう。

 

 

暖房使用時の不具合1位「不快なニオイ」の原因と対処方法


「不快なニオイ」の原因はカビの可能性が!

 エアコンから発せられる不快なニオイの原因は、エアコン内部や吹き出し口付近、熱交換器などで繫殖した「カビ」の可能性があります。

 

エアコンに秋カビが発生するのはなぜ?

 秋、エアコン内部にカビが繫殖してしまう理由は、「真夏のエアコン使用」と、「秋の気候・エアコンを”使用しない”状況」により、エアコン内部がカビにとって最適な環境となるためです。

 

カビ菌が繁殖する4つの条件

① 温度 … 20~40℃程度の暖かい環境で繫殖しやすい 

② 湿度 … 60~70%以上でカビ菌の活動が活発になる 

③ 栄養 … ほこり、ゴミ、皮脂、髪の毛などが栄養源となる 

④ 酸素 … 非常に低い酸素濃度で生育できる

 

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エアコンにカビが発生した場合の対処方法

 特にカビが発生しやすい場所は、風の通り道にあるエアコン内部(熱交換器、ファン、通風路)とフラップです。それぞれのお掃除方法をご紹介します。

 

■エアコン内部(熱交換器、ファン、通風路)のお掃除⇒自分で実施NG!

 エアコン内部の熱交換器やファン等のお掃除は、プロによるエアコンクリーニングが必要です。

自分で行うと、誤った洗浄方法により内部部品の破損による水漏れや電気部品の故障などを引き起こすことがあります。また、むやみにエアコン内部を濡らすと、予期せぬ故障や事故につながる可能性があり、

最悪の場合は”発火”のリスクがあるためお控えください。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410288900-O20-50RL79YZ

 

■フラップのお掃除⇒自分で実施OK!

STEP1: 電源プラグをコンセントから抜く

 お掃除中の感電や誤作動を防ぐために、必ずエアコンの電源を落としましょう。リモコンでエアコンの電源をオフにしただけでは通電した状態になっているので、エアコン自体の電源プラグをコンセントから抜くようにしましょう。

 

STEP2: 前面パネル・フラップに付着した汚れを拭き取る

 台所用中性洗剤を使用量の目安までぬるま湯で溶かし雑巾等に染み込ませ、しっかり絞ってから軽く拭き取りましょう。拭き取った後は、乾いた雑巾でしっかりと水分を拭き取り、乾燥させましょう。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410288900-O31-8ee6Mo38

 

日常的に実施できる!エアコンのカビ予防!

 前提として、フィルターや吹き出し口、フラップ等の手の届く範囲のパーツを、定期的に拭き掃除し、清潔に保つことが重要です。その上で、簡単にできてカビ予防につながる対策を紹介します。

 

■適度な換気の実施

 換気は、室内の空気に混ざっている汚れを屋外に出すことができるため、エアコン内部に取り込まれる 汚れが減少し、カビが繁殖しにくい状態を作ることができます。

 

■冷房使用後、送風運転の実施・内部クリーン機能の活用

 夏場、エアコン冷房を使用すると、エアコン内部に結露水が溜まり、多湿な状態となります。しかし、 エアコン冷房使用後に、送風運転を3~4時間実施すると、内部の水分が乾燥し、湿度を下げることができます。その結果、カビの発生を抑制することに繋がります。また、内部クリーン機能の活用も有効です。

 

【表】

 

 

暖房使用時の不具合2位「暖房の効きが悪い・温度が上がらない」原因と対処方法

 そもそもエアコン暖房の設定が間違っていることが原因で、部屋が暖まりづらくなることがあります。 まずは、「運転モードは、”暖房”になっているか」をしっかり確認しましょう。また、「風向は、”自動”   または”下向き”になっているか」の確認も重要です。暖かい空気はお部屋の上部にたまりやすいため、

風向が上向きだと温風が足元に届きにくくなってしまうためです。それ以外に、暖房の効きが悪くなる原因として次の可能性があります。

 

(1)室内機・室外機の吹出口、吸入口をふさいでしまっている

 室内機の真下に大きいタンスなどの家具を置いている、または室外機の前面に物を置いている場合、風の流れをさえぎり正常な運転の妨げになります。

 

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410288900-O28-iTm9IqvE

 

■対策

 室内機の下には背の高いタンスなどは置かないようにしましょう。室外機の周りを整理整頓し、風をさえぎる物を置かないようにしましょう。

 

 

(2)フィルターが汚れている

 エアコンのフィルターが汚れていると、室内機からの温風が効果的に広がらず、暖房効果が低下します。

 

■対策

 フィルターをお掃除しましょう。2週間に一度のお手入れをおすすめします。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410288900-O32-yEV8mlnE

*洗った後は、柔らかい布で水分を拭き取り、風通しの良い日陰で良く乾かしましょう。

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M108161/202410288900/_prw_OT1fl_79Cg0wFJ.png

 

エアコンのお掃除方法について詳しく知りたい方はこちら!https://www.MitsubishiElectric.co.jp/home/kirigamine/special/oshiete/pdf/231205.pdf

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M108161/202410288900/_prw_OT2fl_7w2jIc71.png

 

(3)「霜取り」により一時的に温風が出ない状態になっている

 暖房運転時、フラップが開いたまま温風が止まってしまい、室内の温度が下がった経験がある方がいるかもしれません。これは、「霜取り」の作動により、一時的に暖房運転が止まってしまうためです。「霜取り」とは、室外機についた霜を取り除く運転のことで、暖房効率を保つために、定期的に霜を溶かしています。「霜取り」後は、一定時間が過ぎると暖房運転を再開します。

 

■対策

 特に何もせず、「霜取り」が終わるのを待ちましょう。少し時間をおくと、通常運転を再開します。

 

(1)~(3)を確認した上で、暖房が使えない・効きが悪い場合は…?

 エアコンの部品である「四方弁」が故障している可能性があります。「四方弁」が故障すると片方の機能(冷房のみor暖房のみ)しか使用できない状態となり、「暖房・冷房の切り替えができない」「暖房にしているのに冷風が出る」「冷房にしているのに温風が出る」といったことが発生します。

 

四方弁とは・・・?

エアコンの室外機にある、暖房と冷房の切り替えを行う部品

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410288900-O23-1YwDvR0J

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410288900-O24-a8w6bWu6

 

■対策

 四方弁の故障の可能性がある場合は、専門業者に修理を依頼しましょう。

 

【表】

【表】

 

■グラフ1~3、5~6・表1:

調査対象者 30~50代の男女600名(東京・大阪在住)/調査方法 インターネット/調査期間 10/4(金)~10/6(日)

■グラフ4:三菱電機調べ

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 エアコン暖房使用時に不具合を経験した人のうち、「不快なニオイ」が気になった人は、89.4%!