学会発表内容 【タイトル】 腸管バリア機能に対する乳酸菌共培養効果のin vitro評価系の構築 (Development of an in vitro evaluation system for the effect of a co-culture between lactic acid bacteria and human iPS cell-derived intestinal cells on intestinal barrier function.) 【方法】 ・hi-IOsとL. bulgaricus 2038株を共培養し、L. bulgaricus 2038株の生存率を評価しました。 ・炎症性サイトカイン(TNF-α+IFN-γ)により腸管バリア破壊を誘導し、L. bulgaricus 2038株およびS. thermophilus 1131株による抑制作用を高分子物質の透過を指標に評価しました。また、作用機序解明のため、タイトジャンクション(TJ)※5関連遺伝子の発現を測定しました。 ・炎症性サイトカインによる各細胞比率への影響に対し、両菌株による作用を遺伝子発現レベルで評価しました。 ・両菌株による腸管恒常性維持への寄与を評価するため、DNAマイクロアレイによる網羅的遺伝子発現解析※6を実施しました。