開発地は豪州で3番目の経済規模を誇るクイーンズランド州ブリスベンに位置し、雇用集積地であるCBD(ビジネス中心地)まで約1.5㎞のエリアです。2025年に開通予定のCross River Rail(新地下鉄ライン)の接続が予定されているRoma Street駅まで徒歩約10分、ブリスベン空港までも車で約20分という交通面の利便性に優れた立地です。周辺には、2032年ブリスベンオリンピックのメイン競技会場の一つとなる予定のBrisbane Live Arenaが建設予定であるほか、ブリスベン川を隔てたSouth Bankエリアには大学等の教育機関や州立博物館等の美術館・アミューズメント施設が多数点在するなど、生活面での高い利便性も兼ね備えた好立地が特徴です。
SFAUは100%子会社の新会社50 Quay Street BTR Unit Trustを設立し、CP社と共に本プロジェクトの事業主体となるCedar Pacific BTR Quay Trustに出資します。豪州統計局によると、豪州への海外からの移民数は年間約55万人(2023年9月時点)、前年同期比で約60%増加し過去最多となるなど、今後も人口増加が見込まれています。本プロジェクトが位置するブリスベンの人口成長も底堅く推移する見込みであり、人口は2021年比で2031年までに11.4%増加する予想である一方で慢性的な住宅不足の状況にあり、今後も堅調な賃貸住宅の需要が期待されています。※5