心房細動は不整脈の一種で、心原性脳梗塞の要因といわれています。また、4割が無症状だというデータもあり*1、自覚症状がある場合でも安静にしているとおさまることも多いため、早期発見が難しいといわれています。心房細動の早期発見には、健康診断や通院時に加え、家庭での心電図記録や自覚症状を感じたときに医師に相談するなど、日頃から意識することが重要です。当社は、脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)を循環器事業のビジョンに掲げ、その実現を目指しています。また、女性の健康を応援するプロジェクト「オムロン式美人」では、女性のライフステージに寄り添った健康サポート情報を発信しています。本調査の結果をふまえ、更年期から高まる疾病リスクや健康情報の発信をより強化し、一人でも多くの女性のゼロイベントを実現していきます 。 *1 Senoo K, Suzuki S, Sagara K, et al. Distribution of first-detected atrial fibrillation patients without structural heart diseases in symptom classifications. Circ J. 2012;76(4):1020-3.