2050年の“循環型材料”開発に向けた実践的な共創の場に

 
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2023年6月23日
京都大学大学院総合生存学館
長瀬産業株式会社

大学×商社が提供・『サーキュラーマテリアル』コンソーシアム 2年目も開催決定 2050年の“循環型材料”開発に向けた実践的な共創の場に


 京都大学(所在地:京都府京都市、総長:湊 長博)大学院総合生存学館と長瀬産業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:上島 宏之、以下「長瀬産業」)は、昨年に引き続き二年目となる「サーキュラーマテリアル」コンソーシアムを2023年秋に開催いたします。本コンソーシアムは京都大学大学院総合生存学館(教授:齋藤 敬)が主催するもので、講演やワークショップを通じて、参加企業に循環型材料(サーキュラーマテリアル)開発に必要な情報やディスカッションの場、国内外のキーパーソンや参加企業との業種を越えた交流の機会を提供するものです。後援企業である長瀬産業は、化学業界の製造業を中心とする幅広いネットワークを活かして、本コンソーシアムの普及や参加企業のフォローアップ等のサポートを行い、産学連携の取り組みを強化していきます。

 サステナブルな社会の実現に不可欠な循環型材料の開発には、資源やエネルギーなどの分野の知見だけではなく、その評価方法を含め、多数の事象が関わり複雑になっていることから、一つの専門性では解決が難しいことが課題とされてきました。本コンソーシアムは、サステナビリティと材料開発に関する最新情報をテーマとする講演や、国内外の業界キーパーソン・他企業との交流の場を提供するもので、包括的に循環型材料開発の知見を深め議論を通じて課題へのアプローチを目指します。

  2022年9月から23年7月まで開催している一年目の取り組みでは、京都大学大学院総合生存学館の研究会主催者、海外大手企業や海外大学のキーパーソンによる講演や全9回のワークショップを通じて、参加企業は循環型材料開発に必要な知識を俯瞰的、包括的な視点から学びました。これらをもとに、2050年の世界に適応できる材料をバックキャストで議論、その開発に向けたロードマップの作成を進めています。二年目の取り組みでは、ロードマップを参考に循環型材料開発における課題を解決すべく、講演やワークショップを通じて、材料のモノマテリアル化、長寿命化、易リサイクル機能付与を新たな学びのテーマとし、循環型材料の評価手法の開発にも取り組んでいきます。最終的には、本コンソーシアムでの成果を基に産学官連携プログラムに応募し、イノベーションの創出を目指します。

 京都大学大学院総合生存学館と長瀬産業は、サステナブルな社会の実現を目指し、イノベーションの研究開発拠点形成の産学連携の場として今年度もこの取り組みを推進、強化してまいります。

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■ 一年目・本コンソーシアムでの講演項目と参加企業の声
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◆本件に関するお問い合わせ先
京都大学大学院総合生存学館 https://www.gsais.kyoto-u.ac.jp
長瀬産業株式会社 https://www.nagase.co.jp/

<コンソーシアムに関するお問い合わせ>
京都大学大学院総合生存学館 教授 齋藤敬 GC&CE 研究会TEL: 075-753-5122
MAIL:office@saitolab.gsais.kyoto-u.ac.jp
長瀬産業株式会社 サステナビリティ推進本部 サステナビリティ推進室 TEL: 03-3665-3206
MAIL:nagasesustainability@nagase.co.jp

<報道に関するお問い合わせ>
グローバルコミュニケーション本部 広報室
TEL:03-3665-3640

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 大学×商社が提供・『サーキュラーマテリアル』コンソーシアム 2年目も開催決定