「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」実現に向けた、最新情報を紹介

オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲、以下当社)は、2023年1月5日(木)から8日(日)に、米国のラスベガスで開催される世界最大の家電ショーCES2023*1に出展します。今年は、現地にてブース出展し、心電計付き上腕式血圧計などの健康機器や遠隔診療サービスの最新情報など、「脳・心血管疾患の発症ゼロ」実現に向けた取り組みを紹介します。*1 Consumer Electronics Showの略

また、プレスカンファレンス(米国太平洋時間:2023年1月4日午後3時~3時45分)では、当社の米国販売拠点OMRON Healthcare,Inc.のCEO Ranndy Kelloggをはじめとするメンバーから、各テーマについて詳しく紹介します。

さらに、開催に先立ち12月15日(木)に特設サイトを開設します。このサイトでは、3つの出展テーマに込められた当社の想いや、最新の研究結果など、事業背景についても紹介します。

■CES2023 主な出展テーマ
1.「血圧×心電図」で挑む、脳・心血管疾患の早期発見
不整脈の一種である「心房細動」は無症状もしくは症状が起きてもすぐ治まるため、早期発見が難しく、治療せずに放置していると心原性脳梗塞を引き起こすともいわれています。高血圧患者は、高血圧ではない人と比べて心房細動の発症リスクが高いというデータもあります。当社は、心電計付き上腕式血圧計をグローバルに提供し、日々のバイタルデータの測定を通じて、心房細動リスクの早期発見・重症化予防し、脳・心血管疾患のイベント発症をゼロにすることに挑戦しています。

2.デジタルヘルスの強化
米国、欧州で展開している健康管理アプリ「OMRON connect(欧米版)」では、機器ユーザーのバイタルデータをAIで分析し、個人に最適な生活改善プログラムやアドバイスを提供しています。CES2023では、実際にアプリのデモストレーションをおこないながら紹介します。

3.遠隔診療サービスの拡大
英国で新たに開始する遠隔診療サービス“Viso”を世界初公開。“Viso”は、高血圧患者などの慢性疾患患者が、家庭で測定した複数のバイタルデータを医師と共有できるほか、専門医監修による患者の状態確認プログラムにより、体調や服薬状況をタイムリーに確認できるサービスです。英国では緊急時以外は“かかりつけ医”を受診する制度があるため、医師は初診から長期治療まで状況の異なる多くの患者を診る必要があります。“Viso”で患者の状態を管理することで、医師の業務効率の向上をサポートし、重篤な脳・心血管疾患の早期発見につながると考えています。また、米国で展開している遠隔患者モニタリングサービス“VitalSight”を利用している医師のインタビューや、遠隔診療サービスがもたらす治療効果や経済効果に関するデータも紹介します。

■CES2023出展概要
期間:2023年1月5日(木)~8日(日)
場所:Las Vegas Convention Center(LVCC)(ブースNo.8604)
出展形式:現地出展
特設サイト:OMRON Healthcare at CES2023
https://www.healthcare.omron.co.jp/ces/
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212141189-O5-OA020kDV

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 CES2023に出展