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即時リリース

 

苫東バイオマス発電所(50MW)につき312億円のプロジェクト・ファイナンス
を調達し、設計・建設の着工指示を実施

 

2022年4月1日 - アジア太平洋地域における再生可能エネルギーおよび廃棄物インフラ開発のリーディングカンパニーであるエクイス・デベロップメント・ピーティーイー・リミテッド(「エクイス」)は、三井住友信託銀行および北洋銀行、千葉銀行、第四北越銀行を中心とした13の金融機関から、北海道苫小牧市に建設する50MWの苫東バイオマス発電所(「本プロジェクト」)に対する312億円のノンリコース・プロジェクト・ファイナンスを調達致しました。

 

また、エクイスは、EPC業者に対し、本プロジェクトの設計・建設業務の着工指示を出しました。本プロジェクトは、2022年8月に現地工事を開始し、2025年4月に商業運転を開始する予定です。本プロジェクトは、エクイスにとって、日本国内での4番目のバイオマス発電プロジェクトとなります。

 

エクイスは、同時に本プロジェクトの20%の持ち分を北海道電力株式会社(「北海道電力」)に譲渡することにより、本プロジェクトを合弁化しました。北海道電力は、本プロジェクトの設計・建設時にオーナーズエンジニアリングを務め、その後、長期の運転・保守契約に基づいてO&M業務を受託します。北海道電力は、本プロジェクトの敷地から2km以内にある北海道電力管内最大の火力発電所である苫東厚真発電所(認可最大出力1,650MW)を保有・運営しています。

 

東洋エンジニアリング株式会社が、EPC業者として、本プロジェクトの設計・調達・建設を実施します。また、アンドリッツAGが循環流動式(CFB)ボイラ、シーメンス・エナジーAGが蒸気タービンおよび発電機の製造元として選定されています。この3社は、バイオマス発電所の建設において豊富な経験を有しており、現在、エクイスが開発している3つのプロジェクトの他、10件の日本国内の50MW~75MWクラスのバイオマス発電所のプロジェクトにて設計・建設を行っています。

 

本プロジェクトは、日本の再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)に基づき、20年間固定の1キロワットアワー当たり24円の固定価格により、発電した電力(送電端)の100%を北海道電力ネットワーク株式会社に販売します。

 

本プロジェクトでは、経済産業省が認定する独立した認証機関によって認証された持続可能な木質ペレットまたはパーム核殻を燃料とし、燃料は、日本の燃料供給会社から最長20年の固定数量・固定価格の契約で供給されます。本プロジェクトで生産されるエネルギーは、約1117,000世帯分の家庭の年間使用電力量に相当し、年間約190,000トンの温室効果ガスを削減します。

 

エクイスの在日投資担当ディレクターの森内洋之は次のように述べています。” 私たちは、北海道電力とパートナーシップを組み、北海道に近代的でクリーンなベースロードの再生可能エネルギー発電プロジェクトを提供できることを嬉しく思います。北海道電力はこの地域で高く評価されており、自社火力発電所を長期間運転されてきた実績を生かして、最高水準のプロジェクトのオーナーズエンジニアリング、運転・保守のサービスを提供いただくことによりプロジェクトに貢献いただきます。50MWの苫東バイオマス発電所は、エクイスにとって日本で4番目の持続可能なバイオマスプロジェクトであり、長期的に様々な経済効果を地域社会が期待されます。”

 

エクイスは、地域に根差したバイオマス、再生可能エネルギー、廃棄物処理事業の開発・運営の専門家チームを擁しており、日本国内にも40名を超える人員を擁しております。エクイスは、オーストラリア、日本、韓国において、今後2年間で20億米ドル以上の再生可能エネルギーおよび廃棄物関連のインフラ分野への投資を計画しております。

 

エクイス・デベロップメント・ピーティーイー・リミテッドについて

Equis Development Pte Ltd(以下、エクイス)は、アジア太平洋地域における再生可能エネルギーおよび廃棄物インフラの開発・運営のリーディングカンパニーであり、これまでに220件以上の再生可能エネルギーおよび廃棄物インフラプロジェクトを開発してきた実績を持っています。エクイス社は、オーストラリア、韓国、日本、シンガポールに拠点を有しています。

https://www.equis.com/ja/

 

北海道電力株式会社について

北海道電力株式会社は、1951年に設立された日本の大手電力会社の一つで、北海道エリアを対象として、企業グループを通じて発電、送電、配電、小売事業を行っています。

2020年度の同社の販売電力量は22,606GWhで、所有する発電設備の総出力は8,364MW、(内訳は火力(4,617MW)、原子力(2,070MW)、水力(1,651MW)、再生可能エネルギー(26MW))となっています。

同社では、2020年4月に「ほくでんグループ経営ビジョン2030」の中で、2030年までに発電部門からのCO2排出量を2013年度比で50%以上低減することを目指すと公表するとともに、2021年4月には、2050年までにカーボンニュートラルの実現に最大限挑戦すると発表しています。

 

お問い合わせ

エクイスセントラルサービス・ジャパン株式会社

03-6262-3260 (代表)

equisjapan@equis.com

 

 

 

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情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 苫東バイオマス発電所(50MW)の事業化の決定