オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲、以下当社)は、世界最大級の家電見本市CES*12022にて、グローバルで展開している高血圧患者向け遠隔診療サービスを紹介しています。今回、英国で展開している医師に投薬プランを提案するサービス“Hypertension Plus”が“TWICE Picks Awards”を、米国で展開している遠隔患者モニタリングシステム“VitalSight”が“INSIDER Best of CES”を受賞しましたのでお知らせします。CES2022は、2022年1月5日(水)から7日(金)(米国現地時間)まで現地で開催されましたが、オンライン展示は1月31日まで続いています。
*1 Consumer Electronics Showの略

英国で展開している遠隔診療サービス“Hypertension Plus“は、患者が家庭で測定した血圧データを医師と共有し、医師は管理用画面で患者はスマートフォンアプリ上で血圧値の推移を確認できるサービスです。また、患者の登録情報や血圧レベルに応じて3か月分の投薬プランを医師に提案します。服薬後の血圧値から投薬変更を要する場合は新たな投薬プランを提案、服薬リマインダーで治療継続も支援します。投薬プロセスがオンラインで行えるため、患者は自宅で医師による投薬を受けられます。

英国メディアFuture plc社は、CESで注目を集めたテクノロジーを表彰しており、“Hypertension Plus”は、消費者向け家電および小売業界に最も影響を与えたテクノロジーとして評価され“TWICE Picks Awards”を受賞しました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201196264-O7-01g03Cm8
 
米国で展開している"VitalSight"は、当社が初めて提供した高血圧患者向け遠隔患者モニタリングサービスです。患者は、家庭で通信機能付き血圧計や体重計を用いてバイタルデータを測定します。バイタルデータは専用通信ハブを介して医療従事者に共有される他、電子カルテとの連携も可能です。更に、専用通信ハブはあらかじめ設定されているため、インターネット等の通信設定に不慣れな方でも利用できます。

“VitalSight”は、米国の2大死因である心不全や脳梗塞と関りの深い高血圧患者の治療向上および重症化予防に貢献し、定期通院の負担軽減につながる点が評価され、米国ビジネスメディア“INSIDER”より“INSIDER Best of CES”を受賞しました。

遠隔診療サービスのグローバル展開は当社の循環器事業ビジョンである「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」を実現するための重要な取り組みです。今後は、サービス展開を更に加速させ、脳・心血管疾患の早期発見・治療介入に繋げることで、地球上の一人ひとりの健康ですこやかな生活に貢献していきます。

■CES2022特設サイト“OMRON Healthcare at CES2022”
“VitalSight”“Hypertension Plus”などグローバルで展開している遠隔診療サービスや、AIを活用した疾病予測に向けた取り組みを紹介しています。さらに、米国の民間保険会社HIGHMARKとの共同調査で明らかになった遠隔診療サービス(RPM:Remote patient monitoring)の治療効果に関するデータも公開しています。 https://www.healthcare.omron.co.jp/ces/

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201196264-O6-Xm8VvN3P
CES2022特設サイト"OMRON Healthcare at CES2022" イメージ
https://www.healthcare.omron.co.jp/ces/

 
■CES2022 オンライン展示
2022年1月31日PM5:00(米国現地時間)まで開催されています。
https://digital.ces.tech/ces22/exhibitors/9452e73e-3300-43ac-b53f-468b33ce4abf
*ログインするには事前登録が必要です

■CES2022 オリジナル動画
当社が目指す「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」が実現された世界をイメージした動画を、CES2022出展に向けて制作しました。
https://youtu.be/YqAvpVQT41k

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 CES2022で英国・米国で展開する遠隔診療サービスが“TWICE Picks Awards”と”INSIDER Best of CES“受賞