国際会議「Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)」は、気候変動対策に向けたエネルギー・環境分野のイノベーションにより気候変動問題の解決を図るため、世界各国の閣僚や各分野をリードする有識者、指導者を招き、学界・産業界・政府関係者間の議論と協力を促進するための、日本政府が主導する国際的なプラットフォームです。革新的な施策によって気候変動問題を解決することをミッションとし、「東京ビヨンド・ゼロ・ウィーク」の一環として、2021年10月に開催されました。 国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)の公式サイドイベント「Transitioning towards low-carbon and climate resilient pathways by 2050」および、ジャパンパビリオンにおいて、ICEFのステートメントおよびロードマップのプレゼンテーションを行いました。 https://www.youtube.com/watch?v=E1mkwmBL09o
2021年10月6日、7日に開催した、第8回年次総会(ICEF2021)では、2050年のカーボンニュートラルに向けた具体的かつ現実的な議論に焦点を置き、さらに、2030年までの短期的、2050年への長期的タイムスケールにおける、あらゆるステークホルダー、政府、企業、個人それぞれの視点からの不可欠なアクションやイノベーションについて、世界の第一人者が 11のセッションにおいて議論を実施。政府、国際機関、産業界、学術界から、87カ国・地域の2,000人以上が参加。"Pathways to Carbon Neutrality by 2050;Accelerating the Pace of Global Decarbonization "をメインテーマとした一連の議論を踏まえ、ステートメントの発表、長期的ネット・ゼロ・エミッションを牽引することが期待される技術のロードマップのドラフトを公開。ICEF2021の様子はYoutubeでも視聴が可能。
COP26(第26回気候変動枠組条約締約国会議:英国・グラスゴー 2021年10月31日~11月12日)では、国内外の脱炭素移行に向けて、官民合わせて一丸となって取り組む我が国の取組や環境技術を国内外に発信するため、日本企業等による展示やセミナーを実施するジャパン・パビリオンおよびオンライン上で日本企業の展示等を行うヴァーチャル・ジャパン・パビリオンが設置された。ICEFは、公式サイドイベント「Transitioning towards low-carbon and climate resilient pathways by 2050」および「ジャパン・パビリオン」において、2021年10月6日、7日に開催した第8回年次総会におけるステートメントおよびロードマッププロジェクトの発表の場として参加。
Innovation for Cool Earth Forum 第8回年次総会(ICEF2021) 【開催テーマ】 Pathways to Carbon Neutrality by 2050: Accelerating the Pace of Global Decarbonization 【日程】2021年10 月6 日(水)・ 7日(木) 【会場】オンライン開催 【共催】 経済産業省(METI)/ 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 外務省(MOFA)/ 文部科学省(MEXT)/ 農林水産省(MAFF)/ 環境省(MOE) 【後援機関】 国際エネルギー機関(IEA)/ ブルームバーグNEF(BNEF) 国際連合工業開発機関(UNIDO)