※1 ADL(日常生活動作 Activities of Daily Living)…日常生活を送るために最低限必要な日常的な動作で、「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」動作。 高齢者や障害者の方の身体能力や日常生活レベルを図るための重要な指標として用いられており、リハビリテーションの現場や介護保険制度ではひとつひとつのADL動作を「できる・できない」、「どのような、どのくらいの介助が必要か」、「できるADL・しているADL」などの項目で評価します。 ※2 QOL(生活、生命の質 Quality of Life)…身体的な苦痛の軽減、精神的、社会的活動を含めた総合的な活力、生きがい、満足度を表す指標の一つ。 ※3 経済産業省 将来の介護需給に対する高齢者ケアシステムに関する研究会報告書 https://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180409004/20180409004-2.pdf ※4 科学的介護情報システム(LIFE Long-term care Information system For Evidence)…科学的に自立支援等の効果が裏付けられた介護サービスの方法論を確立、普及していくために、厚生労働省がこれまで運用してきた「通所・訪問リハビリテーションデータ収集システム(VISIT)」と「高齢者の状態やケアの内容等データ収集システム(CHASE)」について、令和3年4月1日から「科学的介護情報システム・LIFE」として一体的に運用が開始されたもの。LIFEを用いて厚生労働省へのデータ提出とフィードバックを活用したPDCAサイクルによるケアの質の向上の推進が期待されている。 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/12301000/000753792.pdf