2021/8/16
シュナイダーエレクトリック

エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、プログラマブル表示器のリーディングブランド「Pro-face by Schneider Electric」(以下Pro-face)の新しい産業用ディスプレイ「FP6000シリーズ」を2021年8月16日に発売します。

昨今製造業界では、DX推進加速とともに現場でより多くのコンピューターが使用されるようになりました。しかしながら、一般的なパソコンは物理的なセキュリティーの問題や、劣悪な環境による故障トラブルなど、産業現場での使用に多くの課題を抱えています。今回発売する「FP6000シリーズ」は、パソコンと組み合わせて制御盤に直接組込みができるタッチパネルディスプレイで、過酷な産業環境下においてもハイレベルな操作やデータ表示を実現し、デジタル化された製造現場における現場力の活用に貢献します。

FP6000シリーズは、22型ワイドから10型ワイドまでの全7サイズでラインアップを展開します。静電容量式タッチパネルを採用したワイドモデルは、高い解像度やガラストップデザインでハイレベルな視認性を実現しながら、産業現場で特に静電容量式タッチパネルの課題とされてきたノイズの影響をノイズフィルター機能やタッチの検出精度を調整するタッチモードで抑えることで、あらゆる状況下でスマートフォンやタブレットのような滑らかかつ直感的なジェスチャー操作を実現しました。劣悪な環境下でも使用できるよう、高温から低温下での動作保証や、各種安全規格、衛生環境規格にも対応しており、装置・設備の情報表示に新たな選択肢を提供します。

また、FP6000シリーズは無償保証期間を従来品よりも長い24ヶ月に設定している他、Pro-faceブランドの強みである国内自社拠点での修理対応や国内での最終組み立てを実施しており、迅速な出荷体制を整えています。更に、シュナイダーエレクトリックがもつグローバル拠点を起点とした海外でのアフターサービスなど、お客様のニーズに合わせたきめ細やかなサポートを提供します。

 
 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202108138794-O2-xeoumd5H
写真:FP6000シリーズ ラインアップ

FP6000シリーズ 製品特長
1)必要な場所に最適な表示を実現
・Windows10搭載の汎用パソコンや、Pro-faceの産業用コンピューター PS6000シリーズのパネル、ボックス両方のモデルと接続可能
・本体と離れた位置でのディスプレイ操作表示や、画面のクローン/拡張で操作・作業効率を向上
・パネルマウント、VESAマウントの両方に対応

2)豊富なラインアップ
静電容量タッチパネルを搭載しジェスチャー操作に対応したワイドモデルと、旧機種と互換性があり幅広い環境で使用できる4:3モデル(アナログ抵抗膜)を完備
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202108138794-O1-2kh2DTi7
 
3)3種のタッチモードで様々な使用環境に対応 *ワイドディスプレイのみ
ワイドディスプレイ(静電容量マルチタッチ)は、3種のタッチモードを完備
- 標準モード:素手によるタッチ操作に対応するモード(ジェスチャー対応)
- 手袋モード:軍手やゴム手袋を着用した状態のタッチを検知できるモード
- 水検出モード:水滴による誤動作を防止しながらタッチ操作が可能なモード
*一定サイズ以上の水滴を検知するとタッチを無効化
検証動画はこちら(https://youtu.be/XzTmh-HVkGw

4)高い耐環境性能
・0~55℃に対応(19型ワイド・22型ワイドは0~50℃)
・各種安全規格、船舶規格に準拠
・IP66F/67Fに対応、衛生環境基準の順守が必要なシーンにも展開可能

5)国内拠点でのスピーディーなキッティングと充実の修理サポート
・安心の日本国内設計、万一の故障時も国内拠点での充実したサポートを実現
・キッティング、国内修理拠点を大阪府泉大津市に設置
・グローバル企業ならではの海外サポートで海外出荷装置への導入も安心

FP6000シリーズの詳細は、Webサイトでご覧ください。
https://www.proface.com/ja/product/fp/fp6000/top

Pro-faceについて
1988年10月に世界初のプログラマブル表示器を提供開始以降、“インターフェイスのスペシャリスト”として最高のインターフェイスをよりグローバルに、よりサスティナブルに提供し続けています。2002年にシュナイダーエレクトリックと資本提携しました。
Pro-face by Schneider Electricを提供する株式会社デジタルは、2017年9月にシュナイダーエレクトリックホールディングス株式会社と合併し、社名変更しました。「for the best interface」のスローガンに基づき、様々な生産現場での産業機械に接続できるベストなインターフェイスとなる製品の開発を目指します。
www.proface.co.jp

Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、世界の進歩と持続可能性を同時に実現することを目指しています。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。
私たちの使命は、持続可能性と効率性を実現するためのデジタルパートナーになることです。
世界をリードするプロセス技術やエネルギー技術と、エンドポイントとクラウドをつなぐ製品、制御機器、ソフトウェアやサービスとを、ライフサイクル全体を通して統合し、その統合された管理を住宅、ビル、データセンター、インフラストラクチャ、各種産業に展開することでデジタルトランスフォーメーションを推進します。
私たちは、最もローカルなグローバル企業です。社会にとって意義深い目的を持ち、多様な意見を取り入れ自ら行動するという価値観を持って、オープンスタンダードとパートナーシップエコシステムの拡大に尽力します。
www.se.com/jp

製品についてのお問い合わせ先
TEL: 0570-056-800

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 高い可視性・操作効率向上で製造現場のDXに貢献する 産業用ディスプレイ FP6000シリーズを発表