~第4回は、株式会社justInCase 代表取締役 畑加寿也氏~

EY Japanは、イノベーションを促進しレグテック・エコシステムの形成に寄与すると考え、かねてより普及を応援してきた「規制のサンドボックス制度」について、本制度の実態に迫るためEY Japan RegTechリーダーでありパートナーの小川恵子が、5名の関係者へのインタビューを実施しました。本動画を6月30日(水)より毎週一本ずつ公開しています。

第4回は、保険料を事後的に徴収するP2P型保険を手掛ける、株式会社justInCase 代表取締役畑加寿也氏へのインタビューを本日より公開いたします。

・インタビュー動画URL
https://www.ey.com/ja_jp/innovation/regulatory-sandbox-regtech#interview04

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202107217994-O1-gU5zZ4gB

 
第4回は、保険料を事後的に徴収するP2P型保険を手掛ける、株式会社justInCaseの代表取締役畑加寿也氏へのインタビューです。同社は、規制のサンドボックス制度を活用し、実際に支払われた保険金を事故発生後に保険加入者で負担するP2P型保険スキームの実証を行いました。保険料を事後的に徴収する保険スキームは、国内ではその実例がないため、本実証を通じて当該スキームが公正妥当であり、かつ運営可能であることを確認し、InsurTechの先駆けとなることを目指しました。
今回のインタビューは、実際に制度を利用したご経験を踏まえ、申請にあたり直面した課題などについて語っていただきました。

株式会社justInCase代表取締役 畑加寿也氏のコメント:
「真にユーザーのためになり、法律の解釈が難しい新たな技術やビジネスモデルであれば、規制のサンドボックス制度は、非常にマッチする仕組みだと感じています。ユーザーのためになるんだという信念を崩さず、あきらめずに何度でもチャレンジする気概を持って、規制のサンドボックス制度の活用にチャレンジしていただければと思います」

EY新日本有限責任監査法人 金融事業部 パートナーであり、EY Japan RegTech リーダー 小川恵子のコメント:
「保険という金融ビジネスに大きく風穴をあける新たな仕組みは、まさに規制対応と表裏一体での開発になると考えています。社会実装において立ちはだかる規制の壁にどう対応するか。そこであきらめることなく規制対応を重要な事業戦略として取り込むことで、結果、社会課題を解決する全く新しいビジネスモデルの創造に至ると考えています。こうした観点からも、規制のサンドボックス制度に大きく期待を寄せています」

~規制のサンドボックス制度とは~
規制のサンドボックス制度は、期間や参加者などを限定し、今までにない新しい技術などの実証を行うことができる環境を提供する新たなる規制改革を後押しする制度です。イノベーションを試みた際に、既存の規制が想定していないことが多くありますが、法律改正には数年を要したりすることもあり、イノベーション推進の足かせになることがあります。「規制のサンドボックス制度」を活用することで、実証実験を規制当局の了解のもとで実施し、そのプルーフをもって早期に社会実装することが期待されています。

 
<これまでに実施した「規制のサンドボックス制度」関係者インタビュー>
第1回「経済産業省 大臣官房審議官 中原裕彦氏」
https://www.ey.com/ja_jp/innovation/regulatory-sandbox-regtech#interview01

第2回「glafit株式会社 代表取締役CEO鳴海禎造氏」
https://www.ey.com/ja_jp/innovation/regulatory-sandbox-regtech#interview02

第3回「サスメド株式会社 代表取締役上野太郎氏」
https://www.ey.com/ja_jp/innovation/regulatory-sandbox-regtech#interview03

 
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情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 「規制のサンドボックス制度」認定事業者へのインタビュー動画を公開