横浜国立大学大学院 都市イノベーション研究院では、新たなまちづくりに向けた取り組みとして、人流の計測を行い、データの解析・予測の結果を可視化・共有することで、適切なデザインや誘導、にぎわいまちづくりなどにつなげる研究成果を創出することを目的に、 ArcGIS を基盤とした産学公民協働の研究を進めています。横浜みなとみらい地区を実証フィールドとして、横浜市やエリアマネジメント組織である一社)横浜みなとみらい 21 及び地域企業と連携し、都市を 3D モデル化し、屋内外の 3 次元歩行空間の実態をわかりやすく可視化・共有する『 3D 都市モデル基盤』を構築しました。屋内外をシームレスにつなぐことで、自治体担当者や現場のステークホルダーが抱える、人流に関わる様々な課題や対策を『 3D 都市モデル基盤』を介して議論できるようになり、課題解決に向けた産学公民協働の取組み体制の構築が実現しました。