デジタル化が可能にした「用途に合わせた入れ歯」を三和デンタルが開発

2021年6月28日
株式会社三和デンタル

歌える入れ歯 7月15日発売!
デジタル化が可能にした「用途に合わせた入れ歯」を三和デンタルが開発

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1982年創業の歯科技工メーカー株式会社三和デンタル《本社:東京都大田区、代表取締役 菅沼佳一郎》は、多様化する患者様のニーズに合わせたしゃべりやすく、歌える入れ歯 「スマイルデンチャー “Sing(シング)”」の研究開発を行い、7月15日(木)販売を開始いたします。
 

◆ しゃべりやすく、歌える♪入れ歯 開発の背景
2004年にスマイルデンチャーという金属のバネを使わない「目立たない」入れ歯の販売を始めた三和デンタルでは、入れ歯製作において歯科医院や一般の患者様より様々な要望を受けてきました。その中でも特に多かったのが「営業職なので話しやすくしたい」「発音がしづらい」という、入れ歯を口の中に入れたときの使用感に関する要望です。入れ歯の違和感をなくすために私たちにできることは何か、課題に向き合うことからはじめました。


◆ 開発技術の向上で不可能を可能に
口の中に入れたときの違和感を改善するうえで最大の課題となったのが、金属や樹脂など素材の強度と精度の限界です。薄く、小さい入れ歯を作ろうとした際に強度や精度が維持できない課題が常にありました。
入れ歯は量産品と違いオーダーメイドなので、部品を一つ作るにもシリコン、埋没材、ワックス、金属など多くの材料を使用し、複雑な工程をこなしていかなければなりません。つまり、鋳造の制約や材料の膨張、収縮など、多くの因子のコントロールが必要でした。そこで利用されたのが入れ歯製作のデジタル化です。CAD/CAMという、これまで手作業で行っていた患者様ごとに合わせた入れ歯の設計をコンピューター上で行い、チタンという金属部分を3Dプリンターで製作しました。製作のデジタル化により従来の方法では難しいとされた構造も実現でき、設計を行う歯科技工士の理想するような製品を作り上げることができました。



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 ◆ スマイルデンチャー “Sing”の3つの特長
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(1)目立たない
スマイルデンチャーは入れ歯の保定装置であるクラスプという金属のバネを使用しないため、口を開けても入れ歯と気づかれません。


(2)今までにないフィット感
金属部品は3Dレーザーチタンという特殊な製法で作られた金属を使用し、通常の入れ歯よりも圧倒的な薄さを実現しました。また口の中で違和感を伴う部位を可能な限り避ける設計で製作されるため、歌の発音の邪魔をしません。


(3)持ち歩ける
入れ歯は通常口から外した時、乾燥による変形を防ぐため水中での保管が推奨されています。スマイルデンチャー “Sing”は変形の心配がありませんので、専用のケースに入れて歌うときのみ普段の入れ歯と付け替える、というスペアとしての使用が可能です。

 
◆ モニター利用者の声
「以前の義歯では上顎の口蓋(こうがい)を覆っていたため違和感があり、脳梗塞を発症してから若干の構音障害も残っていたため、言語に支障が若干ありました。周りからも聞きづらいと言われたことがあります。今回、新しい義歯を使用して会話もしやすくなり、義歯使用の違和感も軽減されました。とても軽いです。また口蓋(こうがい)を覆っていないことから口の渇きが軽減されました。大好きな歌も歌いやすくなりました。」

◆ スマイルデンチャー “Sing”受付方法

7月15日(木)〜 全国の歯科医院にて受付
取扱歯科医院掲載ページURL:https://sanwa-dental.jp/dentist-search/

◆ 今後の展望について
少子高齢化が進む日本では、今後義歯の利用者が増加されることが予測されます。そういった時代に三和デンタルでは、患者様ごとのニーズに合わせ、義歯利用者のQOLを高めるために入れ歯の製作を続けています。入れ歯の役割は失った歯の役割を補うため、咀嚼機能を改善することです。それに加え審美性や機能性を求められることが多く、歌える入れ歯の開発にも繋がりました。シーンによって眼鏡を使い分けるように、入れ歯も機能別に使い分けていただけるように今後も開発を進めていくと同時にその存在を多くの方に知ってもらうための活動を行なっていきます。カラオケメーカーとのタイアップやイベント企画、歌手への入れ歯提供などを検討しています。

 






情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 歌える入れ歯 7月15日発売!