株式会社フェニクシー(京都市左京区、代表取締役:橋寺由紀子、以下「フェニクシー」)は4月1日、同社インキュベーションプログラム参加者が起こす事業に対するアーリー期の投資を目的とする「toberuファンド1号有限責任組合」を設立しました。本ファンドは、社会課題を解決する「大企業発ベンチャー」の創出と社会起業家の支援を目指して、2021年3月1~31日までの期間で、オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長CEO:山田義仁、以下「オムロン」)、京都信用金庫(本店:京都市下京区、理事長:榊田隆之)、SK Impact Fund Japan, LLC(米国ワシントンDC、代表:久能祐子)、江原伸好氏から合計3億円を超える出資を受けました。
「これまでアメリカ・日本でインパクト投資を複数手がけてきて、いかにdoing the right thing in the right place at the right time(正しいことを相応しい場とタイミングで行うこと)が肝要か、痛感してきました。ここでいう正しいことは、様々な社会課題に大胆に挑む起業家たちの事業です。それがアイデアで終わるか、事業として発展できるかは、まさにシード・アーリー期というタイミングで、「次へ跳ぶ」ための出資を得られるかにかかっています。京都のインキュベーション施設「toberu 1号館」という場に集い、巣立ったフェニクシー出身者らがさらに発想を飛躍させ、地を這うように証明していくための資金源の一つになればと考えています。」