環境省では、東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故の発生から10年が経過することを契機として、「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』」をテーマに掲げ、これまでの環境再生事業の10年を振り返るとともに、令和2年8月に福島県と締結した「福島の復興に向けた未来志向の環境施策に関する連携協力協定」を踏まえ、若者をはじめとする県内外の方々とともに、福島の風評払拭や復興に向けた未来志向の環境施策への理解醸成に資する取組を行っております。 「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』シンポジウム」は、この取組の一環として、若者をはじめとする県内外の方々と福島の未来に向けたメッセージを発信いたします。本シンポジウムは一般社団法人LOVE FOR NIPPONと協働での実施を予定しております。 また、3月13日(土)には、プログラムの一部として「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』チャレンジ・アワード」の表彰式を開催いたします。チャレンジ・アワードは、未来を担う若い方々とともに福島の未来を考える機会づくり及び新しいアイデアを通じたつながりの拡大を目的とした新たな表彰制度です。中学生、高校生、大学生等を対象に、原子力災害を経験した福島のこれまでの10年の振り返りと、これからの福島を「こう変えたい」、これからの福島が「こうなって欲しい」という未来や希望に関する、学生の皆様のアイデアや想いを募集し、各部門の最優秀賞と優秀賞を決定しましたので表彰いたします。