今回の契約のきっかけとなったのは、本年3月に当社代表の北村が日本人で初めて受賞した「ベン・C・ガーウィック賞」でした。同賞の受賞者を選定する主催者DFI(Deep Foundation Institute)の海洋基礎委員会の委員長を務めるRoderic A. Ellman (エルマン)氏は、MRCE社の共同経営者の一人であり、圧入工法の優位性が同社の取り扱う設計エンジニアリング業務の新たな解決策となる可能性を見出していました。
Giken America Corporationは、今年11月にニューヨークにオフィスを開設する予定で、今回の協働契約により、同オフィスへのMRCE社のエンジニア派遣を受け入れます。これにより圧入工法に適したプロジェクトの調査、設計提案を同社と協力して行い、上流営業を強化することで、ニューヨーク及び北米市場における認知度向上と工法普及を加速していきます。