2018年7月24日



ダイキン工業株式会社



持続可能な社会に貢献する考え方・取り組み

ダイキングループ『サステナビリティレポート2018』発行



ダイキン工業株式会社はこのたび、『サステナビリティレポート2018』を発行しました。

このレポートは、当社グループが事業を通じて持続可能(サステナブル)な社会に貢献していくための方針や活動をまとめたものです。「持続可能な開発目標(SDGs)」や「パリ協定」など世界の共通目標を踏まえ、環境負荷を低減しながら、安心で健康な空気空間を実現するための取り組みを掲載しています。





『サステナビリティレポート2018』の主な概要



1.「CO2排出ゼロ」をめざす「環境ビジョン2050」を策定              

パリ協定に賛同する当社グループは、事業を取り巻く2050年の社会を見据えて「CO2排出ゼロ」をめざす環境長期ビジョンを策定しました。従来取り組んできた当社製品のライフサイクル全体での環境負荷低減に加えて、IoT・AIを活用したエネルギーマネジメントやバリューチェーンを通じたエネルギーサービスの提供、冷媒の回収・再生等により、「CO2排出ゼロ」をめざします。



2.「CSR行動計画2020」で目標と実績を報告

CSR重点テーマの定量指標を設定し、2020年目標と2017年度の実績を一覧で掲載しました。テーマごとに、より具体的な数値指標を設定し、進捗を管理することで、安心で健康な空気空間の提供と、透明で誠実な事業活動を着実に推進します。

                               

主なCSR重点テーマの2020年度目標と2017年度実績

■環境



〔目標〕環境調和製品の普及推進により、全世界で温室効果ガス排出量を6,000万t-CO2抑制

〔実績〕同5,400万t-CO2排出抑制/住宅用エアコンにおける環境調和製品の売上高比率83%



〔目標〕生産活動における温室効果ガス排出量を2005年度比70%削減(158万t-CO2に削減)

〔実績〕同74%削減(135万t-CO2に削減)



■人材



〔目標〕ダイキン工業 女性管理職比率10%

〔実績〕同4.9%(2016年度4. 4%)



3.事業を通じて社会にさまざまな価値を提供する事例を特集記事で紹介



新価値創造:「オープンイノベーションで、疲労の軽減につながる快適な空気環境を創出」

当社は理化学研究所と共同で「健康で快適な空間づくり」の研究を進めています。その第一弾として「疲れにくい空間づくり」をテーマに検証を行い、初めて温度や湿度などの室内環境と疲労度の関係を明らかにしました。今後、科学的根拠をもとに製品開発を進めるなど、社会の求める課題解決に貢献する新しい価値創造に取り組んでいきます。



人材:「米国で取り組む人材育成 - 地域社会とともに成長するために」

2017年5月に米国テキサス州に設立したグループ最大規模のエアコン工場は、積極的な雇用や人材育成により、地域社会とともに成長することをめざしています。製造部門に限らず、マーケティング・営業・サービスなど、幅広い分野で従業員一人ひとりが目的とやりがいを持って働くことが、技能水準や製品の品質向上につながっています。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 ダイキングループ『サステナビリティレポート2018』発行