2017年10 月6日



テンソル・コンサルティング株式会社



テンソルによるカード入会虚偽・不正申込み対応ツール「nak」、

楽天カード株式会社で本格運用開始





テンソル・コンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区五番町/代表取締役 藤本 浩司、以下「テンソル」)は、テンソルが得意とするAI技術を活用し自社開発したカード入会虚偽・不正申込み対応ツール「nak」(読み方:ナック、name-address-keyの略語)が楽天カード株式会社(本社:東京都世田谷区玉川/代表取締役社長 穂坂 雅之、以下「楽天カード」)に導入され、本格運用を開始したことを発表いたしました。



今回楽天カードが導入したのは、テンソルが特許技術(特許第6199171号)をベースに開発した「nak」というツールです。「nak」は、不正申込みを検知するために、自然言語処理を活用した、名寄せエンジンです。この「nak」は、様々な不正申込みパターンのうち、日本語の表記ゆれを利用して、申込み情報を偽装する不正パターンに対して高精度にその不正パターンを検知することが可能です。この不正パターンは、通常、金融機関の審査担当者による目視であれば見抜けるものの、大量のデータを効率的に処理するためには、自動化がかかせません。

【画像: http://prw.kyodonews.jp/img/201710026393-O1-o35WZJzh

大量の申込みという「量」に対しては、作業員の増員によるコストの増加、審査担当者間での判断基準のブレという課題が存在します。「質」という面においては、正常な申込みをされている方を誤って不正申込みと判断しないことはもちろん、最近では一定期間正常な会員を装った後に不正申込みであったことが確認されるケースもあり、顧客サービスという視点からも精度の高い検知が重要とされています。



テンソルはクレジットカード業界での「nak」の導入実績をもち、さらに今後は他のノンバンク系企業にも提案を広げていく予定です。また、クレジットカード会社の不正申込みだけではなく、銀行や証券における不正な口座開設や、保険の不正請求の検知等、他の業種に向けても、AI技術を用いた「nak」による提案を進める予定です。さらに様々な不正申込みのパターンに対応するために、不正申込み検知のための複数の機能を統合した、不正申込み検知総合プラットフォームの開発にも着手しています。



テンソル・コンサルティング株式会社

膨大なビジネスデータの中からデータの真のメッセージを掘り起こすために「AI技術・データマイニング」を専門領域とした経営コンサルティング会社。銀行・クレジットカード・リースなどの大手金融系企業、携帯電話・ポータルサイトなどの大手通信事業者、メーカー、通販業者など幅広い業態におけるマーケティング及びリスク分析に多数の実績がある。常に最新の技術を研究し、EC 検索エンジン自動学習法など最先端の統計数理技術を活用した複数の特許を持つ。社名のテンソル(tensor)は、「神経を研ぎ澄ます」と言う意味の「tense」を語源にもち、空間に分布している力の状態を示す数学の概念に由来する。



設立:  2006年12月

本社所在地:  東京都千代田区五番町2番地24

代表取締役: 藤本 浩司

事業内容:  数理モデルに基づく経営コンサルティング業

社員数:  12名

資本金:  2,210万円

ウェブサイト:  http://www.tensor.co.jp/



【この件に関するお問い合わせ先】

[会社名]テンソル・コンサルティング株式会社

[部署名]広報担当

[TEL]03-3230-7011

[Email]info@tensor.co.jp





情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 テンソルによるカード入会虚偽・不正申込み対応ツール「nak」、 楽天カード株式会社で本格運用開始