2017年5月26日(金)



キューアンドエー株式会社



2年連続で宮城県警察より受嘱

ネット社会の防犯に取り組む「サイバーパトロール隊」始動



 ICTテクニカルサポートを展開し、宮城県仙台市に主要コンタクトセンターをおくキューアンドエー株式会社(代表取締役社長:牛島祐之、本社:東京都渋谷区、以下キューアンドエー)は、警察庁が推進する「サイバー防犯ボランティア活動(*1)」に賛同しており、2年連続で「宮城県警察サイバーパトロール・モニター」を受嘱いたしました。サイバーパトロールの受嘱企業として2017年6月1日(木)より「サイバーパトロール隊」を始動いたします。



 宮城県警察では、2007年からインターネット内(サイバー空間)の違法情報・有害情報を官民一体となって監視し、サイバー空間の安全確保を目的に活動をおこなっています。特に近年、スマートフォンを使用するコミュニティサイトでの青少年に対する犯罪やトラブルが全国的に年々増加しており(*2)児童ポルノや薬物の売買などの犯罪に青少年が巻き込まれないように監視し、未然に防ぐ活動が県内でも急務となっています。

 2016年、キューアンドエーは自社事業で培ったテクニカルサポートの知見から在籍するICTの有識スタッフによるサイバーパトロール隊を仙台拠点に編成し、CSRの一環としてサイバーパトロール活動をおこないました。2016年6月~3月までの期間、252件の通報をおこない、その結果特定コミュニティサイトでの有害情報91%の削除に成功しております。8月からは警察庁からの要請も受けて活動をおこないました。



 本年も、検索サイトを活用して、インターネット内の違法・有害情報をチェックします。また、児童買春および児童ポルノの被害児童数が増加している背景を受け、インターネット利用者の防犯意識向上および児童被害の削減を目指し、特定コミュニティサイトにおけるパトロールを強化してまいります。

 なお、5月26日(金)におこなわれた委嘱式では、東日本オペレーション事業部の及川将志が、サイバーパトロール隊として意見交換会に登壇いたしました。



 キューアンドエーは今後も、多くのお客さまが安心・安全のもと快適なネットライフを過ごせるよう、国や官公と一体となる活動を推進し、ICTの発展の中で豊かな社会づくりに貢献いたします。



*1 サイバー防犯ボランティア活動

  インターネット内(サイバー空間)における防犯ボランティア活動のことをいい、(1)犯罪被害防止のための教育活動、(2)広報啓発活動、(3)サイバー空間の浄化活動(サイバーパトロール)、(4)悪質な利用者への指導・注意の4つの活動を中心に取り組み、サイバー空間における規範意識の向上に貢献する個人や団体。

  参考:「サイバー防犯ボランティア活動マニュアルの概要」

     http://www.npa.go.jp/cyber/policy/volunteer/manual_outline.pdf



*2 警察庁「平成27年における出会い系サイト及びコミュニティサイトに起因する事犯の現状と対策について」(2016年4月発表より)

  http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h27/h27_community.pdf



<参考>

「宮城県警察サイバーパトロール・モニタ-委嘱式」開催について

・日時:2017年5月26日(金)13:30~15:00(委嘱式・意見交換会)

・場所:宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号 宮城県警察本部 4階大会議室

・内容:委嘱式(13:30~14:00)

    意見交換会(14:00~15:00)

    キューアンドエー株式会社 東日本オペレーション事業部 サイバーパトロール隊の及川将志がパネラーとして登壇。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 2年連続で宮城県警察より受嘱 ネット社会の防犯に取り組む「サイバーパトロール隊」始動