山口大学(所在地:山口県山口市 学長:岡 正朗)と、クラリベイト・アナリティクス(本社:米国フィラデルフィア、日本オフィス:東京都港区、以下「クラリベイト」)は、マレーシアにおける知的財産 の教育研究を強化するため、マレーシア日本国際工科院 (Malaysia-Japan International Institute of Technology 以下、「MJIIT」)において総合的な共同研究プラットフォームを構築したことを発表しました。山口大学は、MJIITと共同で国際連携知財講座(IJIPL:YU-MJIIT International Joint Intellectual Property Laboratory)を設立し、クラリベイトの提供するデータベース・ツールおよび人材育成トレーニングを利用することで、マレーシアのイノベーションをけん引する知財・ビジネスプロフェッショナルな人材を教育・育成していきます。
クラリベイトが提供するデータベースはThomson Innovation、Derwent World Patents Index、Thomson Data Analyzerで、これらは世界規模の特許情報と 知財分析ツールです。これらを使いMJIITではさまざまな分野の詳細な 知財分析を行い、業界の傾向や先端技術について知見を得ることができるようになります。
Thomson Data Analyzer (TDA)は、膨大なデータを様々な角度から分析し、データ価値を最大限に引き出すためのデータ解析ツールです。技術動向分析、競合分析、新たな研究分野の発掘など、知的財産戦略におけるチャンスとリスクを見極め、意思決定をサポートします。TDA を利用することで、ユーザーは自分のデスクトップから構造化されたデータベースに直接アクセスして、特許データや科学論文を分析できます。