しかし、実はこれらとは別に身につけておくべきデータサイエンティストに不可欠な方法論があります。この方法論は「CRISP-DM」と呼ばれます。「CRISP-DM」(CRoss-Industry Standard Process for Data Mining)とは、SPSS、NCR、ダイムラークライスラー、OHRAがメンバーとなっているコンソーシアムで開発された、データマイニングのための方法論を規定したもので、課題発見から施策への展開までの手順を明確に定義しています。業界横断的に展開可能なデータマイニングのプロセスモデルとなっており、この「CRISP-DM」を学んでこそ、データサイエンティストの3つのスキルが有機的に結び付きます。