2016年7月28日



京都産業大学



学生発案!市バスを利用したシニア向けの新しい京都観光「人生○度目の修学旅行」を実施



京都産業大学経営学部 伊吹ゼミ生25人(伊吹 勇亮准教授)は、「課題解決型学習(PBL:Project Based Learning)」で京都市交通局から提供していただいた課題『市バス・地下鉄利用促進に向けた新たな賑わいの創出』の解決において、市バスを利用した新しい京都観光の提案と地域活性化に取り組みました。

まず現状分析において、ターゲットを「何度も京都観光に訪れている60歳以上のシニア世代」に定めました。そして、観光エリアは既存の京都観光が市北部に集中しているところに目をつけ、今年3月に新設された「京都市バス105号系統」が利用でき、多くの名所がありながらあまり知られていない市南部(伏見・桃山地域)とし、ゼミ生自身が自らの足で情報を集めたオリジナルマップ「今日の京散歩マップ」を制作して企画を充実させました。

さらに、イベントのオリジナリティを高めるため、参加者に制服を着てもらいゼミ生がガイド役を務める「人生○度目の修学旅行」を企画しました。

7月10日(日)のイベント当日は最高齢82歳までの43人の参加者が全国から集まり、ゼミ生のガイドで伏見の酒蔵や坂本龍馬ゆかりの地を観光しました。中にはセーラー服を初めて着て喜んでいる参加者や64年ぶりという参加者など、懐かしい制服姿に心躍らせながら、特別な一日を過ごされました。

当日82歳の誕生日を迎えられた参加者は「みんなに祝ってもらい最高の一日になりました!」と学生発案の市バスを利用した新しい京都観光イベントに、とても満足されていました。



むすんで、うみだす。  上賀茂・神山 京都産業大学





情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 学生発案!市バスを利用したシニア向けの新しい京都観光「人生○度目の修学旅行」を実施