マグロ、サーモン、白身魚を中心に、寿司・刺身をベースとしたフュージョン料理が広まりつつあり、「安価な中食」として持ち帰り・デリバリーのニーズが増加。イギリスを含むEUでは、食品安全に係る衛生管理基準「HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)」の認証/登録を取得した漁船、養殖場、加工場、市場の水産物・水産加工品の輸入のみが許可されており、該当施設数が少ない日本は、輸出量が限られ、価格も高価である。そのため、大衆店はより輸出可能量が多く、価格も安価な欧州、中国産を扱っており、日本産の水産物の利用は高級日本食店のみに限定されている。