2016年2月8日



NTTレゾナント株式会社



東日本大震災から5年 NTTレゾナントの防災の取組みについて

安否確認サービス「J-anpi」の多言語化対応

~中国語(簡体語・繁体語)と韓国語に対応~



 NTTレゾナント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:若井 昌宏、以下、NTTレゾナント)は、「J-anpi~安否情報まとめて検索~(以下、J-anpi)」を現在の英語対応に加えて、中国語(簡体語・繁体語)と韓国語にも対応開始します。

 また、2月8日に行われた東京都主催の「東京都・千代田区合同帰宅困難者対策訓練」にて、中国語(簡体語・繁体語)と韓国語に対応した「J-anpi」が活用されました。

 

1.「J-anpi」中国語(簡体語・繁体語)と韓国語対応の背景について

 5年前の東日本大震災の際、訪日中の外国人観光客や留学生に関する安否確認のために大使館や旅行会社に問い合わせが殺到しました。(*1)訪日外国人旅行者は年々増加しており(*2)、災害時の安否確認においても他言語対応の必要性がますます高まることが考えられます。

 「J-anpi」では、訪日外国人旅行者の中でも中国や韓国からの旅行者が多いことを受け、まずは中国語(簡体語・繁体語)と韓国語対応を開始し、今後も順次他の言語に対応していく予定です。



2.「J-anpi」での安否確認方法

 中国語(簡体語・繁体語)、韓国語対応の「J-anpi」では、日本での災害発生時に訪日外国人旅行者や在留中の留学生の安否を、母国にいる家族や知人が確認できます。



【確認方法】

 「J-anpi」http://anpi.jpにアクセスし、まず表示言語選択で英語・中国語(簡体語・繁体語)・韓国語のいずれかを選択します。次に氏名または電話番号を検索窓に入力し、検索ボタンを押すと各言語に対応した安否検索結果が表示されます。



※確認できる安否情報は、通信キャリア各社提供の「災害伝言板」や「Web171」などに登録されている情報です。



3.「東京都・千代田区合同帰宅困難者対策訓練」の参加・出展について

 同訓練は、東日本大震災で首都圏で多くの帰宅困難者が発生した教訓を元に、実際に首都直下型地震が起きたことを想定し、各臨時避難所が帰宅困難者を受け入れる体制や安否情報の提供・共有などを訓練しました。訓練の中で、「J-anpi」は避難場所のひとつである東京国際フォーラムでの安否情報収集に活用されました。

 また、日比谷公園で行われる啓発展示では、「J-anpi」のデモ展示、および、発災前・発災中・発災後に役立つ「goo防災アプリ」を出展し、参加者の皆様に実際に体験いただきました。



(1)訓練概要

訓練名:平成27年度 東京都・千代田区合同帰宅困難者訓練

訓練日:2016年2月8日(月)9:00~13:00頃

訓練会場:東京駅、飯田橋駅、四ッ谷駅、秋葉原駅など各駅周辺

詳細はこちらhttp://www.bousai.metro.tokyo.jp/kitaku_portal/1000046/1002350.html





(2)出展サービス「J-anpi」について

 NHK・NTTとNTTレゾナントが共同運営している「J-anpi」は、2011年3月の東日本大震災にて、安否情報が通信キャリア各社や各種企業・団体に点在していたことを課題とし、その情報をまとめて確認できるWebサイトです。自治体・企業様の収集される各種安否情報の公開サイトとしてもご利用頂いております。

URL:http://anpi.jp





*1 国土交通省2013年3月14日公表「災害時における訪日外国人旅行者への情報地峡のあり方に関する提言」より

*2 日本政府観光局(JNTO) 2016年1月19日公表値「国籍/月別 訪日外客数(2003年~2015年)」より。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 東日本大震災から5年 NTTレゾナントの防災の取組みについて 安否確認サービス「J-anpi」の多言語化対応