2015年8月11日



滋賀県 商工観光労働部 観光交流局国際室



三日月滋賀県知事が中国湖南省省長と初会談

未来に向けた友好交流と水環境分野の産業振興に関する覚書を締結



 三日月大造滋賀県知事は、8月10日(月)18時(現地時間)に、中国湖南省の華天ホテルで杜家毫省長と会談し、両県省の友好交流に関する覚書と水環境ビジネスに関する覚書を締結しました。

 友好交流に関する覚書は、両県省の一層の友好交流を約束するとともに、特に環境分野において本県協力のもと今年1月から始動した洞庭湖環境改善プロジェクト、そして水環境ビジネスの展開を期待して締結しました。さらに、滋賀県商工観光労働部長と省科学技術庁との間では、水環境分野の産業振興に関する覚書を締結しました。

 会談のなかで三日月知事は「洞庭湖の環境保全に協力するとともに経済分野の交流が促進されることを期待している。また、草の根の交流や若者の交流を大切にして、両県省の友好交流を推進したい」と述べ、湖南省との絆を深めました。

 滋賀県と中国湖南省は昭和58年(1983年)に友好関係を結び、これまで環境、観光、青少年、経済等多方面にわたり相互交流を深めてきました。知事就任後初めての訪問となる今回は、より一層の友好交流を図ることを目的に、滋賀県代表団(知事・県議長)のほか、経済交流団・県民友好交流団・高校生交流団など総勢約100名が同時期に訪問しました。

 今後、平成30年(2018年)の友好提携35周年に向けて、滋賀県と湖南省は環境・経済・観光分野を中心に、さらに交流促進を図っていきます。





【ご参考(1)】滋賀県代表団(知事・県議長)等の訪問概要

■滋賀県代表団

【目的】友好交流の一層の促進のため、省長との会談、覚書調印を行うとともに、環境分野のプロジェクト地域を視察する

【日程】平成27年(2015年)8月9日(日)~13日(木)

【行事予定】

(1)湖南省人民政府(省長)、湖南省人民代表大会(主任)との会談

(2)両県省の友好交流および水環境ビジネスに関する覚書締結

(3)水環境フォーラム(主催:湖南省科学技術庁)への参加

(4)洞庭湖における環境改善プロジェクトの現地視察

(5)湖南省技術研修員同窓会との意見交換

(6)滋賀県の観光PR

■経済・県民・高校生交流団(総勢100名)

経済交流団(滋賀経済産業協会、滋賀銀行、平和堂):現地経済団体との意見交換

県民友好交流団(滋賀県国際協会、滋賀県日中友好協会):ホームビジット

高校生交流団(全国高等学校総合文化祭推進室):学校交流

環境改善プロジェクト専門家:プロジェクト推進、現地視察



【ご参考(2)】滋賀県と湖南省との友好交流について

滋賀県と湖南省は、日中最大級の湖「琵琶湖」と「洞庭湖」の縁で、昭和58年(1983年)に友好交流を開始しました。現在、県内3市が湖南省の各市と姉妹都市交流を行っています。直近の湖南省との交流状況は下記のとおりです。

平成25年(2013年)<友好提携30周年>

7月:技術・経済交流団を派遣(県内企業12社参加)

8月:湖南省小中学生が来県、うみのこ・環境学習

11月:記念式典開催、湖南省訪問団75名が来県

2014年9月:汚水処理技術支援開始(JICA草の根技術支援事業活用)

2015年1月:洞庭湖環境改善プロジェクト開始(中国政府資金活用)





QOL滋賀について

滋賀県広報課では、今年度のPRキーワードとして「QOL滋賀 ~来てよし!食してよし!住んでよし!~」を掲げました。

滋賀県が有する琵琶湖を中心とする豊かな自然や歴史などの観光資源、「近江米」「近江牛」などに代表される高品質な食材や食文化、さらには全国に誇る「住みやすさ」など、滋賀の魅力を全国の皆さんに共感いただける広報活動を行っています。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 三日月滋賀県知事が中国湖南省省長と初会談