2015年7月6日



中央区ラグビーフットボール協会





日本橋の路上で新スポーツ「ストリートラグビー」スタート

俳優・伊原剛志氏が「ストリートラグビーアンバサダー」に就任





7月5日、日本橋八重洲町会や中央区ラグビーフットボール協会などの主催による新しいスポーツ「ストリートラグビー」の世界で初めての大会がJR東京駅八重洲口近くの「日本橋八重洲さくら通り」で行われ、多くのプレーヤーや観客で賑わいました。



「ストリートラグビー」とは、いわば「ラグビーボールを持った鬼ごっこ」のようなもので、路上に設置された幅7メートル、長さ18メートルの人工芝のグラウンドを使います。1チーム3人ずつで試合時間は前後半1分ずつ、攻守を交代しながら対戦して、片側にあるゴールにボールを運べばトライとなります。

ボールを前に投げてはいけないのは通常のラグビーのルールと一緒ですが、守備側はタックルではなく相手にタッチをすることで攻撃を防ぎます。ラグビーのルールが分からなくても老若男女が気軽に楽しむことができ、体の接触が伴わないので、子供と大人が一緒にプレーできることも大きな魅力となっています。

この「ストリートラグビー」を考案したのはプロコーチの大西一平さん(元神戸製鋼ラグビー部)です。中央区ラグビーフットボール協会から「子供たちにタグラグビーを教えたくても中央区にはグラウンドがない」と相談を受け、日頃一般のラグビーの練習にも取り入れている3оn3をアレンジしたのが、狭いスペースでもラグビーの醍醐味を体感できる「ストリートラグビー」になりました。



当日は日本橋八重洲さくら通りに作られた2面のグラウンドで、地元の小学生や区内に勤務するサラリーマンのチームなど87チームが参加して試合が繰り広げられ、次々に飛び出す好プレーや珍プレーの数々に盛んな声援が送られていました。



また、会場では俳優・伊原剛志さんが出席し「ストリートラグビーアンバサダー」就任式が行われました。中学時代にラグビー部に所属していたという伊原さんは、「ストリートラグビーは、誰でも安全に手軽に楽しめますが、それでいながらラグビーの魅力もちゃんと詰まっています。今日をスタートに一人でも多くの人にストリートラグビーの楽しさを、そしてラグビーの魅力を分かってもらえると嬉しいですね」と、話していました。



さらにイベントには、ラグビー日本代表の真壁伸弥選手(サントリーサンゴリアス所属)、山田章仁選手(パナソニックワイルドナイツ、スーパーラグビーのフォース所属)に加え、清宮克幸ヤマハ発動機監督、吉田義人元明大監督、岩出雅之帝京大監督などラグビー界の「レジェンド」ともいえる面々が顔を揃え、ラグビーへの熱い思いや今後にかける意気込みを語りました。



今年9月18日からはイングランドでワールドカップ2015が開催され、来年2016年のブラジル・リオデジャネイロオリンピックでは初めて7人制ラグビーが採用されることになっています。また、2019年には日本でワールドカップが開催されることもすでに決定しており、今、ラグビーはもっとも注目を集めるスポーツといえます。

今回の新スポーツ「ストリートラグビー」がラグビーの普及に一役買い、ラグビーがますます人気になることは、どうやら間違いなさそうです。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 日本橋の路上で「ストリートラグビー」 俳優・伊原剛志氏が「ストリートラグビーアンバサダー」に就任