まずは毎月市報をしっかりチェック
みなさん、お住いの市町村の市報を読まれていますか?
私が住んでいる市は毎月紙媒体で市報が届きます。
紙媒体で届けてくれるところは少ないかもしれませんが、ホームページに掲載されている市町村は多いと思いますので、ぜひ一度見てみてください。
意外にお得な情報が眠っていますよ!
1. 子供の習い事をはじめる前に、市の教室に通ってみよう
子供の習い事代なかなかかかりますよね。
私は子供が新しいことをしてみたいと言ったときは、まず市報をチェックし、行政が開催している短期教室に申し込みます。
例えば長男は民間のスイミングスクールに通っていますが、スクールに通う前に1年間、市のスイミング教室に通いました。
民間のスイミングスクール代:1か月 週1回 7,340円。1回の授業が体操込みで75分。1回1,700円。
市のスイミング教室代:4か月 週1回 8,000円。1回の授業が体操込みで70分。1回500円。
民間のほうが毎月テストがあったりと上達するのは早いですが、幼稚園児など水慣れのレベルであれば市の教室で十分です。
なにより価格が圧倒的に安いです。
顔を水につけるレベルで月に7,000円以上払うのは、正直高いなと思います。
また、最初に市の教室にかよって水に慣れることで、民間のスクールに移ったときに、ある程度級が進んだ状態で入れます。
スイミングの場合「クロールが泳げるようになるまで」など目標を決めて始めることも多いと思いますが、級が進んだ状態で入ると、目標を達成するまでのコストを抑えられるのでお勧めですよ!
市の教室は期間を設定して開催している
やりたいというから初めても、それほどのめり込まなかったということもあります。
辞めさせてもいいんだけど、道具を揃えてしまったし、すぐにやめさせるのも教育上よくないんじゃないかと思い、親としても正直判断が難しいです。
市の教室は4か月や1年など、期間を設定して開催されていますので区切りよく終わることができ、親子どちらも心理的負担が少ないので、とっかかりとして始めるには最適です。
フットサルやテニスなどの教室もあり、長男はフットサルにも通いましたが、それほど好きにならなかったようで、今は続けていません。
大人やシニア向けの教室もあります
行政にもよりますが、体操や柔道など多彩な教室が準備されています。
子供の習い事に限らず、大人やシニア向けのフラワーアレンジメントや書道などの教室もあります。
友人はなかなか外に出たがらない、同居のご両親のために申し込んでいました。
「気が向いたら行ってくれたらいいな。」というぐらいでも申し込みやすい金額なのが嬉しいですよね。
2. マタニティ、乳幼児向けの講座も充実しています
妊婦さん向けのマタニティークラスや、両親教室を開催している市町村は多いと思います。
産院でもそういった教室は開催されていますが、市町村で開催されているものは、近隣のママが多く来ているというのが特徴です。
私はずっと仕事をしていたので、近所で知り合いの主婦の方はいませんでしたが、マタニティークラスに参加してママ友を作ることができました。
乳幼児向けにも離乳食講座やアレルギー専門相談がありました。
アレルギー専門相談は専門医師による診察、保健師などによる個別相談もしてくれたので、少し気になるというレベルのわが子にはちょうどよかったです。
また、以前、歯科検診制度も市報で知りました。
その他、大腸がん検診や乳がん集団検診など、受診できる対象が「今年は西暦で偶数年生まれの方」といった制限はありますが、各種がん検診も用意されています。
会社の福利厚生サービスでまかなえない部分の検診は、市でお世話になっています。
3. 子供とのおでかけ先も市報でチェック
その他、私は子供とのおでかけ先も市報でチェックしています。2歳の子供と一緒に図書館の読み聞かせイベントへよく行きます。
住んでいる市に国立大学があるので、行政と大学がタイアップしたイベントも知ることができます。
国公立大学でのイベントが街中に貼ってあるということは少ないので助かっています。
イベントで何度か国立大学付属の博物館へ行ったことがありますが、研究の一環で発掘しためずらしい動物の化石など、入場料無料でいいの? といった内容のものが展示されています。
子供も楽しめますし、勉強にもなるのでおすすめですよ。(執筆者:村居 裕子)
情報提供元: マネーの達人