【三井住友カード】ポイントサービスが改悪、カードのタッチ決済が還元率大幅ダウン スマホで決済できない人は要注意

改悪後の使い方を考えておこう

コンビニや飲食店でお得な三井住友カードですが、2025年の1月1日よりポイントサービスが一部変更されています

スマホのタッチ決済なら問題ありませんが、カードでのタッチ決済の場合、還元率が大幅に下がるので注意が必要です。

三井住友カードのポイントサービス改悪の詳細と、代わりの決済方法について解説します。

三井住友カードのポイントサービスが改悪

三井住友カードはこれまで、セブン-イレブンやローソン、すき家などで最大7%のポイント還元を受けられました。

ですが、1月1日より以下のように変更されます。

決済方法

変更前
(2024年12/31まで)

変更後
(2015年1月1日以降)

スマホのタッチ決済

7%

7%

カードのタッチ決済

5%

1.5%

通常決済

0.5%

0.5%

カードのタッチ決済を利用した場合、これまでは5%還元でしたが、1月1日以降は1.5%まで還元率が下がります

スマホのタッチ決済なら変更はなく、今までと同様7%還元です。

三井住友カード プラチナプリファードの「プリファードストア」や、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの最大7%還元でも、同様の変更となります。

現在、カードのタッチ決済を使っている人は、スマホでのタッチ決済に切り替えがおすすめです。

しかし、お手持ちのスマートフォンによっては、タッチ決済が利用できない場合があります。

【注意】スマホのタッチ決済ができないパターンとは?

お手持ちのスマホとカードの種類によっては、三井住友カードのスマホのタッチ決済を利用できない場合があります。

iPhoneとAndroidでそれぞれ紹介するので、ご自身が持っている端末の種類に合わせて読んでみてください。

iPhoneの場合

iPhoneの場合、Apple Payに対応していない端末はスマホのタッチ決済を利用できません。

Apple Payに対応しているのは、国内で販売されたiPhone7とiPhone 7 Plus、またはiPhone8以降の端末です。

iPhone7より古い端末を使っている人はほとんどいないかもしれませんが、昔のiPhoneを使っている人は注意しましょう。

Androidの場合

Androidの場合、以下に当てはまる端末は三井住友カードでスマホのタッチ決済を利用できません。

・ 端末がNFC(FeliCa・おサイフケータイ)に対応していない

・ Mastercardブランドの三井住友カードを利用している

お手持ちの端末が、FeliCaやおサイフケータイといったNFCに対応していない場合、スマホのタッチ決済は利用できません

また、三井住友カードの国際ブランドがMastercardの場合、スマホのタッチ決済は利用不可となります。

Visaブランドに切り替えるか、iPhone8以降への買い替えが必要です。

三井住友カードのポイントサービス改悪の対処法

三井住友カードをスマホのタッチ決済以外で利用した場合、あまりお得ではなくなりました。

そこで、通常のクレジット決済でもコンビニや飲食店などでポイントアップ特典があるクレジットカードを3枚紹介します。

カードによってお得になる店舗が異なるので、自分が利用したい店舗でポイントアップするものを見つけてみてください。

(1) 三菱UFJカード

三菱UFJカードは、以下の店舗で利用すると5.5%相当のポイント還元を受けられます。

ローソン/セブン-イレブン/コカ・コーラ自販機/くら寿司/スシロー/ピザハットオンライン/松屋/松のや/マイカリー食堂/オーケー/オオゼキ/三和/フードワン/スーパー魚長/東武ストア/ドミー/肉のハナマサ/ジャパンミート/ヤマナカ

(Visa・Mastercard・JCBブランドの場合)

コンビニだけでなく、スーパーでもポイント特典を受けられるため、ふだんの食料品などのお買い物もお得です。

1/31までなら最大15%ポイント還元されるキャンペーンも開催しているので、気になる人はチェックしてみましょう。

(2) セゾンゴールドプレミアム

セゾンゴールドプレミアムは、年間利用額に応じて以下の店舗で最大5%のポイント還元を受けられます。

セブン-イレブン/ローソン/マクドナルド/スターバックスコーヒー/カフェ・ド・クリエ・珈琲館/カフェ・ベローチェ

年間の利用金額に応じて還元率が異なり、詳しくは以下の表のとおりです。

レベル

利用金額

対象店舗での還元率

レベル1

0~15万円未満

2.5%(基本の5倍)

レベル2

15~30万円未満

4%(基本の8倍)

レベルMAX

30万円以上

5%(基本の10倍)

年会費が11,000円(税込)発生しますが、年間100万円の利用で翌年以降はずっと無料で持ち続けられます。

年間100万円を達成できる人は、セゾンゴールドプレミアムがおすすめです。

(3) セブンカード・プラス

セブンカード・プラスは、「7iD」に事前登録すれば、セブン-イレブンでいつでも10%のポイント還元を受けられます。

決済方法問わずいつでも10%還元されるため、年会費無料のクレジットカードとしては破格の特典と言えるでしょう。

さらに、全国のイトーヨーカドーで利用すれば、毎月8のつく日に5%割引でお買い物ができます

セブン-イレブンをメインで利用する人は、セブンカード・プラスがおすすめです。

三井住友カード改悪後の使い方を考えておこう

1月1日以降、三井住友カードで7%還元を受けられるのは、スマホのタッチ決済のみとなります。

これまでカードのタッチ決済を使っていた人は、お得度が大幅に下がります。今後の使い方を考えておきましょう。

【楽天カード】決済サービスへのチャージが還元なし・海外事務手数料アップなど改悪が相次ぐ 新サービス「楽天カードプリぺ」に期待

「dカード PLATINUM」持つ価値はある?メリット・デメリットと損益分岐点

一蘭のラーメンを【匠】リュウジ兄さん試行錯誤で再現!アレを使って20分以内で完成。そこから考える一蘭の値段...

情報提供元: マネーの達人
記事名:「 【三井住友カード】ポイントサービスが改悪、カードのタッチ決済が還元率大幅ダウン スマホで決済できない人は要注意