クレカ利用で普通預金金利がアップする銀行を紹介 証券・スマホ決済でさらに高金利のケースも

証券・スマホ決済でさらに高金利のケースも

かつては「雀の涙」とも言われていた銀行の預金金利ですが、最近では随分と高金利になってきました。

とはいえ、バブル期の預金金利を知っている人からすればまだ低金利です。

実は、クレカを使って預金金利を上げられる銀行があるんです。

※記事中の金利はいずれも税引前

【au PAYカード×auじぶん銀行】クレカ引落口座に設定などで最大年0.16%

≪画像元:auじぶん銀行

auじぶん銀行の普通預金金利は年0.11%ですが、「au PAYカード引落とし優遇プログラム」でさらにお得になります。

au PAYカードの引落口座をauじぶん銀行に設定して引き落とされると、年+0.05%され、合計年0.16%となるプログラムです。

ゴールドカードでもレギュラーカードでも、金利に変わりはありません。

実際に引き落とされた月のみ適用され、カード利用がなかったり残高不足などで引き落とせなかった場合は、適用されません

auカブコム証券・au PAYとも連携で年0.31%

≪画像元:auじぶん銀行

さらに以下の2条件を満たせば、普通預金金利が年0.31%にまでアップします。

・au PAYにauじぶん銀行を連携:年+0.05%

・auカブコム証券とauじぶん銀行の口座を連携:年+0.1%

auマネ活プラン+で年0.41%

≪画像元:KDDI

さらにさらに、「auマネ活プラン+」を契約すると普通預金金利が年0.41%にまでアップします。

ただしこちらは、au IDを登録の上で、au PAYゴールドカードの利用代金がauじぶん銀行から引き落とされなければなりません。


【PayPayカード×PayPay銀行】(12/31まで)クレカ引落口座に設定などで最大年0.4%

≪画像元:PayPay銀行

PayPay銀行の普通預金金利は年0.1%ですが、さらにお得になります。

以下の条件を1つ満たすごとに+0.1%され、全て満たせば+0.3%となるからです。

・PayPayカードの引き落とし

・外貨取引で合計300米ドル以上保有

・給与受取

≪画像元:PayPay銀行

50万円を1年間預けた場合、通常は496円の利息しか付きませんが、特別金利がプラスされると1,992円の利息が付きます。

ただしこの特典、2024年12月31日で終了します。

【楽天カード×楽天銀行】(3月分より)クレカ引落口座に設定・引落で最大年0.18%

≪画像元:楽天カード

「楽天カードプレミアムプログラム」は、楽天グループの各サービスをよりお得で便利に利用できるプログラムです。

これまでも、クレカ積立で最大2%還元、楽天市場で最大4倍などの特典がありました。

2025年3月分からは、楽天銀行の普通預金金利(通常年0.1%)がカードの種類によって以下のようにアップします。

・楽天カード:年0.12%

・楽天ゴールドカード:年0.13%

・楽天プレミアムカード:年0.14%

・楽天ブラックカード:年0.18%

楽天カードの引落口座を楽天銀行に設定の上で、引き落とされるのが条件です。

また、2025年1月14日以降は楽天損保での支払いで最大3%還元されるサービスも開始されます。

【ラグジュアリーカード×SBI新生銀行】クレカ引落口座に設定・引落で最大年0.3%

≪画像元:SBI新生銀行

SBI新生銀行には、自社サービスの利用などに応じて優遇を受けられる「ステップアッププログラム」というプログラムがあります。

その1つに預金金利優遇があり、以下のような優遇を受けられます。

・円普通預金金利:最大年0.3%

・米ドル普通預金金利:最大年0.5%

ラグジュアリーカードを1回以上利用すれば「プラチナ」ランクが確定し、インターネットによる他行宛振込手数料が月10回までかかりません

その上のダイヤモンドになれば、最大金利の恩恵を受けられます。

【イオン銀行×イオンカードセレクト】カード利用などで最大年0.18%

≪画像元:イオン銀行

「イオン銀行Myステージ」は、対象取引の利用に応じて自動的に「イオン銀行スコア」が貯まり、決定したステージごとの特典を受けられるサービスです。

中でもイオン銀行の普通預金金利は、ステージに応じて年0.1%、年0.11%、年0.13%、年0.18%となる目玉特典です。

年0.18%が適用されるプラチナステージには、150点以上のイオン銀行スコアが必要ですが、クレカ関係では以下のようにスコアを獲得できます。

・10点:イオンカードセレクトまたはキャッシュ+デビット、イオンデビットカードの契約

・30点:イオンゴールドカードセレクトの契約(上記10点との重複可能)

・10~100点:イオンカード、イオンペイ利用代金の引落(イオン銀行キャッシュ+デビット、イオンデビットカード、J-Debitも対象)

・10~100点:WAON利用

・10点:WAONオートチャージの利用

イオンゴールドカードセレクトを契約すると自動的にゴールドステージが適用され、普通預金金利が年0.13%です。

そのカードでWAONオートチャージしたWAONを使いつつ、イオンゴールドカードセレクトを利用すれば、最大250点を獲得できます。

「ポイント経済圏」でまとめるとお得

最近のポイント経済圏では、クレカ・銀行・証券などの金融分野を特に重視しています。

auの「マネ活プラン+」などはその典型で、クレカ・銀行・証券の相乗効果が見込めます。

イオン銀行も、クレカや電子マネーをフル活用することで、預金金利を上げられます。

クレカ・銀行・証券を同じポイント経済圏で揃えれば、お得もマシマシです。

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 クレカ利用で普通預金金利がアップする銀行を紹介 証券・スマホ決済でさらに高金利のケースも