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プライオリティ・パスは、世界の空港のラウンジなどを利用できるサービスです。
一部のクレジットカードには、通常は高額な年会費がかかるプライオリティ・パスに無料、あるいは安い年会費で登録できるものもあります。
正直利益度外視の面もあるこのサービス、改悪の波が続いています。
≪画像元:NTTドコモ≫
これまで、dカードGOLDにはプライオリティ・パスが付帯していませんでした。
よりプレミアムなサービスを求める人のため誕生した年会費2万9,700円の「dカードプラチナ」、このカードにはプライオリティ・パスの特典が付帯します。
≪画像元:NTTドコモ≫
本会員は年間10回まで無料で利用可能(11回目以降は35米ドル/回)、本会員の同伴者も1名35米ドルで利用できます(後日本会員に請求)。
本会員にも回数制限があるのは、注意が必要ですね。
レートについては、ドコモが利用データを処理した日の指定した適用レートです。
会員登録の上で、デジタル会員証をスタッフに提示すれば利用できます。
≪画像元:楽天カード≫
これまで、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードに付帯のプライオリティ・パスでは、国内外の空港ラウンジだけでなく、全ての提携施設で利用できました。
これが2025年1月2日より、国内外の「ラウンジ」のみしか利用できなくなり、飲食店舗やリフレッシュ施設などでは無料利用できません。
≪画像元:プライオリティ・パス≫
「ぼてぢゅう」などの空港内飲食店ではプライオリティ・パスの利用が多かったそうですので、楽天カード側としてもコストがかかるのかもしれません。
ぼてぢゅうを利用する楽天プレミアムカード、楽天ブラックカード会員は、今後は無料で飲食できないので注意しましょう。
≪画像元:楽天カード≫
また、利用回数・利用料金請求方法も2025年1月2日より変更されます。
利用回数については、楽天ブラックカードは回数無制限で利用できることに変更ありません。
変更があるのは楽天プレミアムカードで、「無制限 → 年5回」と変更されます。
利用料金の請求方法は、どちらのカードも変更対象です。
楽天ブラックカードは、3名以降の同伴者料金が「3,300円 → 35米ドル」に変更されます。
楽天プレミアムカードの同伴者料金及び年6回目以降の料金も、3,300円 → 35米ドルに変更です。
1米ドル=150円とすると、5,250円となって約37%の値上げとなります。
≪画像元:ANA≫
それでも、航空会社のラウンジなら食事もお酒もいただけて十分、と考えている人もいるでしょう。
ところが、ANAが運営する「ANAラウンジ」は、11月30日をもってプライオリティ・パスで利用できなくなりました。
最大3空港のANAラウンジをプライオリティ・パスで利用できた時代もありましたが、関西国際空港の国際線エリアにあるANAラウンジが最後の砦でした。
このラウンジも11月30日をもってプライオリティ・パスで利用できなくなり、今後は上級クラスの乗客か、マイレージの上級会員でなければ無料利用できません。
プライオリティ・パスの改悪が止まりません。
ラウンジ以外の利用ができなくなるカードが多く、同伴者料金も有料の流れがあります。
これからクレジットカードを選ぶ人は、プライオリティ・パス付帯の有無が、カード選びの重要ポイントとはならないかもしれません。
改悪はあっても改善が見込めないサービスだからです。
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